外部精度管理プログラム(QCSP)における統計処理

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臨床検査分野では外部精度管理(EQC)と呼ばれる品質活動が行われている。EQCはいくつかの検査施設が同じ試料を同じ条件で測定し、測定結果を互いに比較することにより検査結果の妥当性を確認し施設間の互換性を高めるために実施される。HORIBAはお客様サービスの1つとして、当社の血球計数装置をお使いいただいているお客様に対して外部精度管理プログラム(QCSP)を提供している。ここではQCSPの中でも統計処理の中心となる反復切断法、標準偏差の短縮率補正、短縮率補正/反復抽出法について解説する。(なおQCSPの詳細は本誌のバックナンバーReadout No.23(2001 年9 月発行)をご参照ください。 )