HORIBA FuelCon製焼結装置を用いた固体酸化物形燃料電池および電解槽スタックの製造

マティアス ラハウ* | |   技術論文

*HORIBA FuelCon GmbH

燃料電池と電解槽のソリューションは,化石燃料に代わる将来の水素経済の発展に大きな役割を果たす。特に高温固体酸化物形燃料電池(SOC)技術には,効率向上や燃料の柔軟性に基づく応用範囲の拡大など,重要な利点がある。固体酸化物形燃料電池とスタックの製造はシステムの設置台数と出力レベルを向上させるための重要な要素となっている。HORIBA FuelConはSOCの焼結,還元,試験装置を提供し,工業レベルまで生産をスケールアップすることで生産コストを最小化することに貢献している。本稿ではSOCの製造工程に基づいたHORIBA FuelConのソリューションについて紹介する。