大気中メタン・一酸化炭素濃度観測システム

青木 剛* | |   3

*株式会社堀場製作所

現在、世界的レベルで議論されている地球温暖化現象は、大気中のメタンガスや一酸化炭素ガスの増加も要因の一つといわれている。当社では、クロスフロー方式の非分散型赤外線分析計、選択燃焼式の加熱触媒、パソコンによるデータ処理などを組み合わせた最小検出感度10ppbの大気中メタン・一酸化炭素濃度観測システムを開発した。本稿では本観測システムの概要と特長について報告する。