煙道排ガス分析装置ENDA-2000シリーズ

藤原雅彦* 嘉田教夫* | |   9

*株式会社堀場製作所

煙道排ガス分析装置は、発電プラントにおいて煙突から放出される大気汚染物質の濃度管理や燃焼管理用として数多く使用されている。近年各種の公害防止技術が発展するのに伴い、高精度・高信頼性・長期安定性を強く要求されている。本稿では新たに開発した煙道排ガス分析装置(ENDA-2000シリーズ)の測定原理・仕様・特長などを紹介し、また発電所での長期間にわたる実装試験の結果、高い安定性が得られた事を報告する。