特集:ライフサイエンスにおける光学分析技術
ライフサイエンスへのバイオテクノロジー応用が進む中,光計測が益々重要になってきています。漆黒の海を照らす灯台のように,本号で紹介する最新分析装置が,ライフサイエンスの確かな未来を支え続けるように願っています。
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巻頭言
- 光学分析技術の成果をライフサイエンス分野へ
James THEPOT
総説
- 時間分解蛍光分光測定法の重要性とその特長
原 清明* - 蛍光寿命を追い求めて 蛍光寿命測定とライフサイエンスへの応用
David J S Birch, David McLoskey
特別寄稿
特集論文
- ライフサイエンスの問題を解決する分析装置
Marinella SANDROS, Fran ADAR - A-TEEM分子指紋を用いた赤ワインの分光学的解析
赤路 佐希子 - 顕微ラマン分光法がバイオメディカル研究に与えたインパクト
Fran ADAR, Catalina DAVID, Marinella SANDROS - チップ増強ラマン分光法 増加するバイオ分野での研究事例
Marc CHAIGNEAU, Maruda SHANMUGASUNDARAM, Fran ADAR
トピックス
- 分光エリプソメトリーによるバイオライフサイエンスのアプリケーション
森山 匠, ナバトバ - ガバイン ナタリア - 平成28年度近畿地方発明表彰
- 第7回HORIBA Group IP World Cup Gold Award受賞案件の紹介
表紙写真
写真家:松井秀雄氏(二科会写真部 会員)
瀬戸内海は昔から海上交通が盛んな海です。夜になっても途切れることなく多くの船が行き交います。暗い夜の海で前が良く見えない中,行き交う船の安全を見守っている灯台の姿に,人生の道しるべを見る思いがしました。