HORIBAのエンジン計測関連の技術開発・生産拠点のグローバル化

齊藤壽一* 長野隆史* | |   技術論文

*株式会社堀場製作所

HORIBAグループでは1970年代の早い時期から欧米に子会社を設立し、それぞれの市場要求に合ったエンジン計測システムを現地で生産・開発し提供してきた。以来、開発プロジェクトについても現地の要求事情に合わせて個別に各国で進めていたが、1980年代後半から顧客のグローバル化が急速に進み今までそれぞれの地域内に留まっていたローカル製品が他地域に導入されるようになった。これに伴い同じ目的の製品がHORIBA内に複数存在するという非効率さが大きな問題となってきた。近年、堀場製作所が中心となり全世界の開発作業を取りまとめ、世界共通仕様での製品開発を推し進める体制を整備している。

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