大気汚染監視用SPM濃度測定装置APDA-361

篠原政良* | |   技術論文

*株式会社堀場製作所

大気中の浮遊粒子状物質(SPM)による健康障害が心配されている。中でも2.5μm以下の微粒子(PM2.5)は直接肺に吸い込まれるため対策が急がれている。HORIBAはサイクロンとインパクタの両方式のサンプラを備えPM2.5を含む全てのSPMを測定できる大気汚染監視用浮遊粒子状物質濃度測定装置APDA-361を製品化した。本稿では本装置の測定原理・特徴・評価結果を報告する。