フランスに技術サービスセンターを新設

|   ニュースリリース

当社は南欧での半導体事業を強化するため、英子会社を通じてフランスのグルノーブル(Grenoble)郊外にこのほど技術サービスセンターを新設しました。当社やエステックなどグループの半導体関連製品を主に取り扱います。新事業所は南欧における半導体、MEMS(マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム)、液晶ディスプレイの各産業において新規顧客を開拓するとともに、同地の半導体関連製品ユーザーに対して技術サポートおよびサービスを提供します。


フランスにおいて現在当社グループは、パリとサンジュニ=プイイ(St. Genis-Pouilly)の事業所のほか、モンペリエ(Montpellier)の血球カウンターメーカーであるABX社、そしてパリ近郊の光学および分光学関連の分析機器メーカーであるジョバン・イボン(Jobin Yvon GmbH)社を子会社として展開しています。

フランスのグルノーブルは半導体、MEMS、液晶ディスプレイ産業の重要な中心地です。CEA-LETI(フランス原子力庁電子・技術・情報研究所)やミナテック(Minatec)といった有名な研究所では次世代の半導体技術を開発中であり、これらの重要顧客に密着しトラブル発生が許されない多くの製造工程において、きめ細かな技術サポートおよびサービスを提供していくことで、当地の半導体産業発展に貢献できればと考えます。