ライヒリンゲン(ドイツ)の生産施設拡張を祝う式典を開催

|   ニュースリリース

HORIBAグループのドイツ拠点、ホリバ・ヨーロッパ社は、9月9日にライヒリンゲンにある大気汚染監視用分析計など環境・プロセス事業の生産拠点拡張を祝う式典を開催しました。

2050年までのカーボンニュートラル達成を掲げる欧州では、大気環境モニタリングに加え、さまざまな工場の生産効率向上をめざし、CO2排出を低減させるためのガス計測へのニーズが高まっています。ライヒリンゲンは大気汚染監視用分析計の重要な生産拠点として、欧州における環境・プロセス事業をけん引してきました。これまでは生産機能のみを有する拠点でしたが、今回の拡張により従来の約2倍に増床、研究開発機能を新設しました。
カーボンニュートラル実現に向けた多様なお客様のニーズに対し、迅速に対応できるよう体制を整え、今春より本格稼働しています。

式典に際し、ライヒリンゲンの属するノルトライン=ヴェストファーレン州のモナ・ノイバウアー経済・産業、気候保護・エネルギー大臣からビデオメッセージにてご祝辞を賜りました。また フランク・ステフス ライヒリンゲン市長をはじめ、現地政財界から多数ご列席のもと盛大に執り行われました。

式典において会長兼グループCEOの堀場厚は「HORIBA は 1972 年にホリバ・ヨーロッパ社を設立しました。創立50周年にあたる記念すべき年に、ライヒリンゲンの設備を拡張できることを非常に嬉しく思います。このライヒリンゲンから、HORIBA が地球環境分析に関わる製品とサービスを提供し続けることを強く約束します」と挨拶を述べました。

また、ホリバ・ヨーロッパ社 環境・プロセス セグメントリーダーのトーステン・ラウベ は、「 私たちは環境プロセス測定技術にさらに焦点を当て、それらの製品を現場で構築し、関連サービスを提供していきます」と抱負を語り、HORIBAがグループの総力をあげてカーボンニュートラル実現に貢献することを誓いました。

 

拡張した生産施設
式典におけるテープカットの様子
モナ・ノイバウアー大臣からのビデオメッセージ
鏡開きの様子
オリジナルの升で乾杯