水素・新エネルギービジネスの新施設「HORIBA eHUB」のオープニング式典を開催

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水素・新エネルギービジネスのグローバル新施設HORIBA eHUB(バルレーベン、ドイツ)では、コロナ禍で延期となっていたオープニング式典を、9月12日に無事開催することができました。本施設は燃料電池やバッテリー、水の電気分解により、水素ガスを製造するエレクトロライザー(水電解装置)などの評価装置を開発・製造・販売するホリバ・フューエルコン社の生産力増強を目的に建設され、今年度より稼働しています。

式典には地元ザクソニーアンハルト州 ユーゲン・ウデ 官房長官兼文化大臣、バルレーベン市 フランク・ナセ 市長、オットー・フォン・ゲーリケ大学マクデブルク イェンス・ストラケルジャン 学長をはじめ、多くの来賓にご列席いただきました。またザクソニーアンハルト州 ライナー・ハーゼロフ 首相からはビデオメッセージにてご祝辞を賜りました。

本施設は、HORIBAグループの水素をはじめとした新エネルギービジネスや、電動車両開発のグローバル・ハブ拠点として今後の事業成長への貢献が期待できる施設です。また、この施設では、特に世界的に高まりが期待できる水素製造のニーズを見据え広大な生産エリアを確保しています。

式典において会長兼グループCEOの 堀場 厚は「カーボンニュートラル社会の実現に向け、世界各国で再生可能エネルギーの活用拡大に取り組んでいます。そういった背景から、HORIBAグループのバッテリーの評価装置およびエレクトロライザー、燃料電池の評価装置に対し、現在非常に多くの引合いをいただいています。国際情勢に鑑み、経済安全保障の面からも水素は非常に重要です。HORIBA eHUBを核として、よりHORIBAグループの総力をあげて水素社会実現に貢献していきます」と挨拶を述べました。

ホリバ・フューエルコン社 社長のインゴ・ベネッケは「HORIBA eHUBは、建設構想からオープニングまで、わずか24ヶ月という驚異的な期間で実現しました。テスラ社がブランデンブルクに新しい工場を迅速に建設したのと同様に、ザクソニーアンハルト州で実現したことを大変誇りに思います。 現在の市場では、加速する電動化に向けた規格設定への対応が求められています。私たちがもつ最先端の技術とHORIBA eHUBへの設備・人員投資は、市場ニーズに対し、最適なソリューションを迅速に提供することを可能にします」と抱負を語りました。

  
オープニングセレモニー   施設見学

 

 

 

 

HORIBA eHUB ロゴマーク
鏡開きの様子