「2013堀場雅夫賞」 募集開始

|   Press Release

対象テーマは「水計測」

2003年に創設した研究奨励賞「堀場雅夫賞」の第10回となる本年度募集を、来月 4月1日から開始します。今回の対象テーマは「水計測」です。本賞は、当社が育んできた原理、要素技術ならびにそれらの応用分野を中心に毎年テーマを定め、多数の研究者の皆様から応募をいただき、その中から毎年3名の研究者を表彰しているものです。
分析・計測技術発展の将来の担い手となる方々の画期的でユニークな研究を支援することで、分析・計測技術の発展の一助になればと願っています。弊社の社是である「おもしろおかしく」を研究の場で実践されている研究者・技術者の積極的な応募を期待しています。

 

今回の募集対象:水計測について

2013堀場雅夫賞のテーマは、私たち全生命体にとって必要不可欠な"水" が対象。世界中で水資源の汚染防止や永続的利用が社会的課題として注目され、産業でも水の様々な特性を制御する技術が期待されています。今回、この"水"に対して技術革新をもたらすような先進的な計測技術を募集します。
例えば、
○水質の指標(pH, 電気伝導率, 濁度、各種イオンなど)を高精度あるいは簡便に計測できる新しい原理
 やアプローチに関する研究
○異分野の既存技術との融合による新しい水計測ソリューションに関する研究
○サンプルの前処理などでタイムラグが生じていた計測項目に対し、連続計測を実現する手法に関する 
 研究を対象にしています。
※本募集における水は、環境水(河川水、湖沼水、海水、地下水、降雨など)と産業プロセスにおける水(上水・下水・工 業排水(廃水)等の処理、海水淡水化、水処理プロセスで使われる水など)の大きく2つに分類されます。

 

応募要綱

募集対象国内外の大学または公的試験研究機関に所属する方
募集分野「水計測」
応募期間2013年4月1日~5月24日
審査方法審査委員会が応募書類に基づき実績と将来性を審議し決定
発   表7月末予定
賞の内容受賞者には、賞状及び副賞として助成金を支給
(副賞は1件あたり金150万円を支給します。ただし本賞および副賞の授与は応募資格の継続が条件)
表 彰 式2013年10月17日(木) 京都大学芝蘭会館 (京都市左京区吉田牛の宮11-1)
受賞者による講演やポスターセッションを通して、研究内容を広く社会にアピール
応募方法応募書類など詳細は、本賞ホームページに掲載:http://www.mh-award.org/
応募・お問い合わせ先〒601-8510 京都市南区吉祥院宮の東町2番地  株式会社堀場製作所内 堀場雅夫賞事務局 
TEL:075-313-8121(代)/ E-mail:info@mh-award.org

 

審査委員会(敬称略、順不同)
名誉審査委員長堀場 雅夫(株式会社 堀場製作所 最高顧問)
審査委員長堀場 厚(株式会社 堀場製作所 代表取締役会長兼社長)
副審査委員長

鈴木 孝治;
慶應義塾大学 理工学部応用化学科 教授 工学博士

海外審査委員

Charles R. Goldman ;
Ph.D, Distinguished Professor of  limnology Emeritus, Environmental Science & Policy, University of California Davis (米国)カルフォルニア大学デイビス校 環境科学・政策 名誉教授

審査委員

清水 芳久;
京都大学大学院工学研究科附属 流域圏総合環境質研究センター 教授 Ph.D

田尾 博明;
独立行政法人産業技術総合研究所 環境管理技術部門 研究部門長 理学博士

前 一廣;
京都大学 工学研究科化学工学専攻 教授 博士(工学)

森 良弘;
(株)堀場製作所 開発本部 アプリケーション開発センター マネジャー博士(工学)

江原 克信;
(株)堀場製作所 環境・プロセスシステム事業戦略室 ビジネスオーナー 博士(農学)

 

当社の水計測への取り組み

「水の惑星」とも表されるように、地球上には約13億5000万km3という豊富な水が存在しています。しかし、河川・湖沼水など人類が利用しやすい水の量は、約0.01%の10万km3に過ぎないとされています。さらに、中東・アフリカで水不足の状態が慢性化している一方、水資源が豊富な地域でも集中豪雨などの異常気象に悩まされるなど、水資源の安定確保は難しいのが現状です。世界人口が増加し続けている中で、水が今後ますます重要となることは明白です。この貴重な水資源を永続的に利用していくためには、水資源の保全・監視および造水・浄化・再利用が不可欠となります。同時に、これらに対して定量的な情報を与える計測が果たす役割は非常に大きいといえます。このような背景から、2013堀場雅夫賞では資源としての環境水や、その環境水を産業利用する上での水計測の研究開発にスポットライトを当てます。