堀場製作所と理研鼎業、光学技術における共創契約を締結

|   ニュースリリース

~ライフサイエンス領域での新たな事業創出を追求~

株式会社堀場製作所(本社:京都市、代表取締役社長:足立 正之 以下、堀場製作所)と株式会社理研鼎業(本社:埼玉県和光市、代表取締役社長:油谷 好浩 以下、理研鼎業)は、光学技術における共創契約を締結し、3月17日より本格的に推進します。

本共創は、国立研究開発法人理化学研究所(本部:埼玉県和光市、理事長:松本 紘 氏  以下、理研)と堀場製作所が持つ光学技術のシナジーを発揮し、理研の膨大な研究成果などを生かした「知の最大化」を通じて、多種多様な分析・計測ビジネスを展開する堀場製作所によってライフサイエンス領域での「新事業創出」をめざすものです。
理研と堀場製作所は、共同研究(素材内部の元素分布を3次元解析する新システム)の実績をはじめとした数々の連携を通じて、深い関係を築いてきました。また、地域産業の支援者を表彰する「全国イノベーション推進機関ネットワーク堀場雅夫賞」においては、理研 理事長の松本 紘 氏が選考委員長を務めています。
今後は理研鼎業を通じて、堀場製作所が提示する研究テーマに沿った理研の研究室や技術のマッチングならびに、共同研究の検討など幅広い枠組みで両社の連携を深め、より良い社会の構築に貢献する新事業の創出に取り組みます。

【共創活動のイメージ図】

理研鼎業について

科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律等の定めるところにより、理研の全額出資を受けて2019年9月5日に設立されました。理研の産学連携業務を受託実施し、『理研の研究成果をいち早く社会的価値に還元する方策の実施』『産業界との「組織」対「組織」の連携の促進』『多様な収入源の確保による新たな研究資金の確保』等を推進することにより、イノベーション創出に貢献することを目的としています。
詳細は理研鼎業ウェブサイト(https://www.innovation-riken.jp/)をご覧ください。