自動血球計数装置 Microsemi LC-661

感染予防に役立つキャップピアシングタイプ

自動血球計数装置 Microsemi LC-661は、採血管のキャップをつけたまま、血液に触れることなく測定が可能。感染予防・検査の効率化に貢献します。

 

販売名:自動血球計数装置 Microsemi LC-661
製造販売届出番号:26B3X00002210004
一般医療機器 特定保守管理医療機器

事業セグメント: 医用
製造会社: HORIBA ABX SAS

感染予防を徹底するキャップピアシングタイプ。

血液に触れることなく測定が可能。
採血管のキャップをつけたまま測定でき、感染予防・検査の効率化に貢献します。

 

臨床の現場で即時に結果を提供。
測定時間はわずか約70秒。問診している間に結果を確認でき、患者さんにEBM(根拠に基づく医療)を即時に提供できます。

試薬も収納したコンパクトボディ
本体内に試薬2種類を収納しているので、省スペースで、様々な場所に設置が可能です。
注)希釈液と廃液タンクは別置きです。

タッチスクリーンで操作も簡単。
タッチスクリーン操作だから、測定もわかりやすく簡単。またボタン類がなくお手入れも手軽です。

静かな動作
診療を妨げないよう、動作音にも配慮しました。患者さんの問診中でも気にならない静かさです。

わずかな検体吸引量
わずか10 μLの全血で測定可能。耳朶・指先からの微量検体でも希釈不要。お子さまからの採血も安心です。
注)微量検体の場合、血小板・白血球3分類の結果が正確ではない場合があります。

環境に優しいノンシアン試薬
ヘモグロビンの測定にノンシアン試薬を採用。環境にも優しい1台です。

タイマー機能で業務を軽減
タイマー機能の搭載により、自動的に起動・終了・洗浄を行えます。診療開始時刻にはready状態で待っています。

充実の精度管理機能
MicrosemiではLJグラフとXBグラフによる精度管理が行えます。充実した精度管理機能により更に安心のデータを得られます。

検体分の結果を本体に自動記憶

白血球3分類までその場で測定!
白血球の増減に加え、白血球をリンパ球、単球、顆粒球の3分類にすることで、 さらに詳細な情報を把握でき、炎症や感染症のスクリーニングに有効です。


測定方法

わずかな検体吸引量、簡単操作ですぐに結果を出力できます。

ネットワーク対応

医療のネットワーク化に本格対応。電子カルテとも連携できます。

コンパクトフラッシュメモリ・Ethernetで、各種ネットワークにも対応。

本体内データは、コンパクトフラッシュメモリや、Ethernet経由で保存・読み込みでき、病院ではHISやLISへのネットワークに、医院・診療所ではコンピュータによるデータの管理や電子カルテに対応できます。

* HIS、LIS、電子カルテへの接続には、データ変換用の専用コンピュータ及び専用ソフトウェアが必要です。

インターネットを利用した、HORIBA独自のサービスをご用意。

販売名自動血球計数装置 Microsemi LC-661
測定モード測定/QCモード
測定項目WBC、RBC、Hgb、Hct、PLT、LYM#、MON#、GRA#
演算項目MCV、MCH、MCHC、RDW、PDW、PCT、MPV
LYM%、MON%、GRA%
測定対象全血
測定原理WBC、RBC、Hct、PLT:電気抵抗法
Hgb:比色法(ノンシアン法)
測定時間約70秒
測定条件周囲温度:18〜30℃
相対湿度:25〜85%(結露なきこと)
サンプリング

キャップピアシングタイプ

検体吸引量10μL
試薬

希釈液(10L)
溶血液(200mL)
洗浄液(600mL)
即効洗浄液(500mL)
CBCキャリブレータ(2mL)
コントロール血液(2.5mL)

入力タッチスクリーン、サンプルホルダカバー(測定開始)、
バーコードリーダ(オプション)
表示LCD、電源状態確認ランプ
記録測定データ:200検体(粒度分布付き)
QCデータ:180検体
校正データ:11検体
出力内蔵感熱プリンタ
コンパクトフラッシュメモリ(オプション)
外部出力(RS-232C/Ethernet)
保護形式クラス I 機器
電源AC100〜240V、50/60 Hz
消費電力75VA
本体寸法262(W)x450(D)x430(H)mm(突起部を除く)
本体質量約20kg

お問い合わせ

* 項目は必ずご記入ください。