オリンピアンが直接指導!小学生がアーチェリーの魅力・楽しさを体験

HORIBAのアスリート社員、林 勇気(はやし ゆうき)選手が地元・京都でアーチェリーの魅力を伝える

京都府が推進する「京のアスリート・ゴールドプラン推進事業「スポーツディスカバリー」」は、小学生を対象に世界で活躍するスポーツ選手から直接指導を受ける経験を通して、さまざまなスポーツに興味を持ってもらうきっかけを作ることを目的として実施されています。
その事業の一つとして、初心者向けのアーチェリー教室(主催:京都府アーチェリー連盟)が3月に開催されました。

この教室の講師を務めている林 勇気選手は、 HORIBAのアスリート社員として2007年に入社しました。女子アーチェリー日本代表選手として出場した2008年北京五輪、2016年リオ五輪で団体8位入賞を果たしたオリンピアンでもあります。2022年9月にも「第43回全日本社会人フィールドアーチェリー選手権大会」女子個人で優勝するなど、仕事とアーチェリー競技を両立しながら、世界に挑み続けています。このアーチェリー教室では堀場製作所の地元・京都の方に、普段なかなか触れる機会のないアーチェリー競技の魅力を知ってもらいたいと、アーチェリー競技普及のために毎年講師を務めています。

子どもも大人もアーチェリーの楽しさを体験!


3月4日のアーチェリー教室は、晴天のもと、京都アクアリーナ アーチェリー場で開催され、小学生21名と保護者が参加しました。
アーチェリーの競技スタイルはいくつかあり、今回体験するアウトドアターゲットアーチェリーは、定められた距離から10個の得点帯に区分される五色の的へ矢を射る競技です。矢のスピードはおよそ時速200~230㎞と、新幹線より少し遅い程度で、一度手元から離れた矢は一瞬で的まで到達します。
冒頭、デモンストレーションで林選手が五輪と同じ70メートル先から射た矢は見事に的の中央に命中! 肉眼ではっきり見えない距離からの的確な行射に、子どもたちや保護者からは驚きの声と歓声があがりました。

 

林選手と一緒に入念にストレッチをした後、いよいよ実際に矢を射ます。緊張していた子どもたちも、弓を持つとやる気満々です。初めは的に当たりませんでしたが、林選手に教わりながら続けると徐々に的に当たるようになり、嬉しそうな笑顔がたくさん見られました。保護者の皆さんも、一緒に体験し童心に帰って楽しんでいました。

しばらく練習を繰り返した後は、お楽しみの風船割りゲーム。的に貼り付けられた風船を矢で射て、割れた個数を競います。たくさん割れた子も、少ししか割れなかった子も、皆さん真剣な表情で風船を狙い、狙ったところに射る難しさと、アーチェリーの楽しさを体験しました。

 

 

林 勇気(はやし ゆうき)選手のコメント

初めてアーチェリーを体験するお子さんがほとんどでしたが、中には「数年前に参加したときにとても楽しかったらからまた来ました」というお子さんもおられ、とてもうれしかったです。お子さんたちはみな、いきいきと意欲的に参加してくださいました。アーチェリーって楽しい!こんなスポーツがあるんだなぁ、という心に残る体験になったのではないかと思います。私は偶然出会ったアーチェリーという競技が、人生の中でとても大切なものになりました。今回参加したお子さんたちにとってこの日の体験が、アーチェリー以外のスポーツや、スポーツ以外のことでも、初めてのことに触れる場に行ってみよう!と思うきっかけになったらうれしいです。

関連サイト

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