HORIBAグループの国内全5社で取り組むヘルスアップチャレンジは、生活習慣の見直しや心身の健康維持・増進のきっかけづくりを目的としています。従業員一人ひとりが健康に関する目標を設定し、ゴールに向かって行動することで、元気で活力のあふれる日々を過ごすための取り組みです。この取り組みは、2012年5月、経営トップから発出した「“こころとからだの健康づくり”宣言」を具現化する活動の一つとなっています。
本活動は活動開始から今年で12年目となり、1,000人以上が参加する活動となりました。
コロナ禍において、外出を控えることやGood Place勤務※(テレワーク)の増加などで活動量が減り、またオンラインによる新たなコミュニケーションスタイルの定着で、体重増加や生活習慣の乱れなどが起きやすくなっています。今年は、そのようなことも意識して、HORIBAグループ全体の心身の健康度を高めることを目標にかかげ、2022年3月~5月の3ヶ月間で活動しています。
参加者は、「なりたい私」を設定し、実現するためのチャレンジ目標を2つ設定します。運動、体力増強、減量、生活習慣の改善、食事改善やストレス軽減など、個々人が設定した「チャレンジを通してなりたい姿」をめざしてチャレンジします。
より多くの社員が参加し、継続した活動にしてもらうために、日々の結果をポイント制として獲得ポイントを競うなど、楽しく活動ができるように趣向を凝らしています。また、参加者全員が本活動を象徴するロゴマークを名札に付けて取り組み、従業員同士のコミュニケーションにつなげています。
そのほか、経営トップが従業員の健康増進に本気で取り組みたいという“おもい”を伝えるため、経営トップが自身の健康づくりで日々取り組んでいることや、心身の健康づくりのコツ、従業員への激励メッセージなどを社内Portalサイトに掲載しています。また、際立った従業員の活動を奨励する役員賞も設けています。
さらに、日々の活動が停滞気味になっても、あきらめることなく3か月間継続して活動もらうために、今年からグループ各社の労働組合や親睦団体による盛り上げ企画も開始しました。
ヘルスアップチャレンジのロゴマーク
「Up」の持つ上向きのイメージで取り組みの効果をポジティブに表現
HORIBAグループは、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人として、経済産業省と日本健康会議が共同で推進する「健康経営優良法人2022(ホワイト500)」に、2017年から6年連続で認定されました。
健康経営優良法人認定制度は、地域の健康課題に即した取り組みや健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している企業などの法人を顕彰するものです。
HORIBAでは、社是「おもしろおかしく」を実現するためには、従業員の心身の健康が最も大切であると考えて、「ヘルスアップチャレンジ」以外にも、健康経営の推進にむけた組織体制づくりや「給食委員会」など、健康保持・増進やメンタルヘルスに対しての独自施策を実施しています。健康管理チームには産業医、看護師、保健師の他に臨床心理士がおり、業務に限らず、プライベートな内容についても相談できる窓口となって、社内カウンセリングを行っています。
働き方の多様化にともない、一人ひとりが抱える健康課題も多様化するなか、今後も個々人の健康課題に応じた施策を考え、従業員の心身の健康増進に取り組んでいきます。
※ Good Place勤務制度:
www.horiba.com/jpn/company/news/detail/news/1/2019/国内グループの全社員にテレワーク拡充/
本制度は、2014年よりスタートした当社のダイバーシティ推進プロジェクト「ステンドグラスプロジェクト」の活動から生まれた制度です。
ステンドグラスプロジェクトの詳細は以下のスペシャルサイトで紹介しています。
https://www.horiba.com/diversity/workstyle.html