小学生向けマイクロプラスチック観察授業を実施

7月28日、KRPフェス2023(主催:京都リサーチパーク)において、HORIBAは「はかる」と「わかる」~“はかる機械”を体験しよう!と題して、小学生親子向けの出前授業を実施しました。

 

KRPフェスとは、研究開発型企業や京都府・京都市の産業支援機関が入居する新産業創出拠点「京都リサーチパーク(KRP)」が主催する、夏休み時期恒例の公開イベントです。

KRPを会場として、KRPとかかわりのある企業・大学・公的機関が参加し、ビジネスから一般・子どもまで幅広い対象に向けて、それぞれの得意分野を活かして、期間中さまざまなイベントを企画・実施します。

地元企業として毎年参加している堀場製作所のプログラムは、放射温度計などの “はかる機械” をその場で体験していただくものです。今回はさらに、グループ会社の堀場テクノサービスと共同で、小学生向けにマイクロプラスチック観察体験も行いました。

 

〈放射温度計での測定体験〉

堀場製作所の放射温度計を使い、自分の手のひらや、自分が持ってきた水筒のお茶、教室内のプロジェクタなど身近なものの温度をどんどんはかっていく子どもたち。天井やエアコンの吹き出し口の温度を遠くからはかれることに、とても驚いた様子でした。

〈マイクロプラスチックの観察体験〉

世界的に知られるようになってきたマイクロプラスチックの問題について説明をした後、堀場テクノサービスで開発したマイクロプラスチック簡易学習キット「ぷらウォッチ」で、マイクロプラスチックを観察しました。
小学生は集中して説明を聞き、ぷらウォッチでの観察にも興味深く取り組んでいました。保護者の方からもマイクロプラスチックについての質問が多数寄せられ、関心の高さが伺えました。

 

今後も子どもたちが地球環境や科学技術に興味を持つきっかけとなる場を作っていきたいと思います。

 

 

多くの親子にご参加いただきました
水にぬらしたタオルの温度は?
ぷらウォッチでマイクロプラスチックを観察
マイクロプラスチックだけが光って見えます

記事一覧を見る