サッカーが紡ぐ交流 ー「ほんまもん」の技術を学ぶー 京都サンガF.C.と「HORIBA CUP」を開催

暑さが和らぎ、スポーツに最適な季節となった10月14日、サンガタウン城陽(京都府)にて、京都サンガF.C.(以下、京都サンガ)のお力をお借りし、京都府内の支援学校高等部の生徒に向けたサッカー大会「HORIBA CUP」を開催しました。

本イベントは、生徒の皆さんが高校生活中に他校との交流やスポーツをする機会を持ち、新たな交友関係の構築や、将来働くうえで必要なチームワーク、コミュニケーション、健康管理などの重要性を考えるきっかけになればとのおもいから生まれました。

HORIBAは、ダイバーシティ推進の一環として障がい者雇用を積極的に進めています。卒業生がHORIBAに勤務している京都市立白河総合支援学校高等部より本イベントの提案をいただき、おもいを共有する京都サンガのご協力のもと第1回大会を2020年に開催しました。 毎年開催を予定していましたが、コロナ禍により実施を見送っていました。

会場のサンガタウン城陽は、J1の舞台で戦う京都サンガの選手も普段練習で使用しているサッカー場で、京都サンガの選手を間近で見られることが魅力の一つです。京都サンガよりお借りしたサンガタウン城陽のフットサルコートに京都府立・京都市立の支援学校高等部の生徒29名と教職員の皆さんをお招きし、京都サンガによるサッカー教室、試合をはじめ、京都サンガやHORIBAに関する〇☓クイズ、キックターゲットやキックスピード・ドリブルスピードの測定イベントなどを実施しました。
日頃からスポーツをしている人、体育でしかサッカーをしたことがない人などさまざまでしたが、京都サンガのコーチから「ほんまもん」の技術を学び、各々が終始全力で真剣に楽しく取り組む様子は、まさにHORIBAの社是「おもしろおかしく」と創業当初よりこだわってきた「ほんまもん」を体現するものでした。初対面の人も多くいるなか、他校の生徒とも積極的に声をかけあってイベント、試合ともに大いに盛り上がりました。

生徒の皆さんからは「コミュニケーションが楽しかった」「また来年も絶対参加します!」などの言葉をいただき、先生からも「子どもたちにとって貴重な経験になった」「子どもたちの楽しそうな顔が見られてうれしい」などの嬉しい反響をいただいています。HORIBAの人事担当者やサッカー部員も参加し、一緒にサッカーを楽しむことで、職場実習以外の視点から支援学校の生徒たちの姿を知り、理解を深めました。

 

京都サンガによるサッカー教室

 

試合にはHORIBAのサッカー部員や人事担当者も参加

 

ドリブルの速さやキックしたボールのスピードを測定

キックターゲットの様子。試合の合間のこれらイベントも積極的にチャレンジ

 

 

  

試合の優勝チームと各イベントの最高記録者にトロフィーとメダルを贈呈

今後もHORIBAは多様な人財が活躍する社会をめざして、障がいのある学生の支援や雇用を推進していきます。