インド試薬工場 建設に着手

|   Press Release

来年初め 医用検査装置の試薬 現地生産・供給開始
インドでの医用事業拡大加速に向け

当社は、インドで血液検査装置に使う検査試薬の工場新設工事を今月中旬着工します。同国での医用事業の拡販を後押しするため、消耗品である検査試薬の生産をインド国内で、来年初頭に開始する計画です。
供給能力は年間約2,000トン、総投資額は約2億円を予定。7月発売の当社開発新製品の拡販とあわせ、インドでの医用事業拡大を進めていきます。

 

インドにおける医用事業

当社は、インド北部のウッタラーカンド州において、2013年1月の竣工をめざし、試薬工場の新設工事を着工します。
インドにおいては、2006年の現地法人設立以来、自動車計測機器事業を中心に拡販を進めてきましたが、経済急進による所得水準の向上もあいまって医療関連市場の拡大が続き、当社の医用事業も拡大の方向にあります。
当社が扱う血液検査装置は、検査試薬と呼ばれる液体を使って赤血球や白血球といった血液中の重要な構成要素の数や比率を求めるもので、納入台数の増加や検査件数の増加が消耗品である検査試薬の需要増につながります。今後の販売増加を見込み、消耗品の即納体制をつくるため試薬の現地生産に乗り出すこととしました。
新設する工場においては、試薬供給能力は年間2,000トンを想定し、総投資額は、工場完成後の人員増も含めて約2億円を予定しています。同国北部のウッタラーカンド州で既存の工場を買い取り、試薬製造に必要な製造設備を設置することで工期を短縮。2013年初頭の生産開始を目指します。
チベットやネパールに近い北部地域はきれいな水が確保しやすく、大量の水が必要な試薬生産に適していること、首都ニューデリーから約200キロメートルと主要市場に比較的近いこと、これら2点から、初めての試薬生産拠点をウッタラーカンド州としました。
今年7月には、日本国内で高シェアを持つ当社開発による小型装置の海外向け新製品Microsemi667CRPを発売しました。消耗品の即納体制を後ろ盾に、インドにおいて本新製品の拡販を推進し、同国の医療分野に貢献していきます。

 

医用事業の海外展開

当社では、日本、フランス、中国、ブラジルで試薬を生産しており、インドは5カ所目の生産拠点となります(装置は、フランスと日本で生産)。
現在、当社では新興国での試薬工場の拡大に注力しており、中国では2011年2月に新工場が完成。ブラジルでも試薬工場の拡大工事に着工し、2013年中の稼動をめざしています。日本においても、8月31日に試薬工場の拡張工事が完成し竣工式を執り行いました。医用事業は中長期経営計画での注力事業として位置づけており、これらの投資により目標達成に向けて事業拡大を加速させます。

 

新工場の概要

所在地Plot No. 26, Sector - VII, IIE, SIDCUL, Haridwar, Uttrakhand, INDIA.
規模鉄筋3階建て/土地面積:450㎡/総床面積:857㎡
主な設備試薬工場(製造・貯蔵タンク)、倉庫、事務エリア

 

HORIBA India Private Limited 概要

設立style="width:80%"2006年9月7日
業務内容分析計測機器及び主要ユニットの製造、インド国内アフターサービス業務
責任者Dr. Jai Hakhu
所在地246, OKHLA INDUSTRIAL ESTATE, PHASE 3 NEW DELHI - 110020, India