2025年10月21日から24日にスペインで開催された第2回ウォーキングフットボール世界大会”World Nations Cup 2025”に、辨官(べんかん) 達也(株式会社堀場エステック 生産本部所属)が日本代表として出場しました。
ウォーキングフットボールとは、2011年にイングランドで始まった「走らないこと」を特徴とした生涯スポーツで、常に歩いてプレイするためケガのリスクが少なく、年齢や運動経験を問わず誰もが安心して楽しめる競技です。
初めての世界大会出場となった辨官選手に、大会の振り返りと今後の展望を聞きました。
後列右から3番目が辨官選手
―競技を始めたきっかけを教えてください。
もともと京都の社会人サッカーリーグで選手(現在、監督兼選手)としてプレイをしており、サッカーには深いかかわりがありました。2023年の第1回ウォーキングフットボール世界大会に私の友人や先輩が出場していることに刺激を受け、さまざまなウォーキングフットボールのイベントに参加するようになりました。2024年6月には日本サッカー協会主催のウォーキングフットボールコーディネーターの講習会へ参加し、2025年3月より代表チームとして活動を開始しました。
―大会を振り返っての感想を聞かせてください。
今回私は男子50歳以上のカテゴリーに出場しました。3日間の予選ラウンドで世界の強豪と対戦した結果、7戦7敗、1得点21失点での予選敗退。非常に悔しい結果に終わりました。勝てると感じた試合もありましたが、結果的には、世界との実力差を身体に、心に刻んだ大会になりました。ただ、とても楽しかった!
青ユニフォームの13番が辨官選手
―今回初めてウォーキングフットボールで世界に挑まれましたが、難しいと感じたことはありましたか?
日本と世界でルールが違うというのが、最も大きなポイントでした。日本は他の人がボールを持っていたら奪わないという独自のルールがあり、比較的和やかな雰囲気である一方で、世界のルールでは正面からならボールを奪って良いというルールになっており、日本より激しい試合が展開されます。世界大会への出場が決まってから世界のルールに対応する練習もしていましたが、実際に世界と戦って慣れてきたころに大会が終わってしまったので悔しいおもいが残りました。ただ、試合以外の時間は和気あいあいとした雰囲気で写真を撮りあい、いろんな言語で世界中の選手と国際交流できたのがとても良い思い出です。
―最後に、今後の目標を教えてください。
今回、世界という大きな舞台で日本の現在の立ち位置を肌で感じ、違いを知ることで「もっと強くなりたい!」というモチベーションが湧きました。2年後の世界大会に再度選手として出場し、まず勝利を掴めるようトレーニングを継続していきます。そして、性別や世代を超えて誰もが楽しめ、スマイル&リスペクトが生まれるこのスポーツを、より多くの人に届けたいと考えています。積極的な声掛けを通じて多くの方とピッチで交流し、競技人口の増加にもつなげていきたいです。
本大会には、HORIBAも日本代表のスポンサーとして応援しました。


