気候変動への対応

HORIBAグループは、気候変動への対応を経営上の重要課題の一つとしてとらえています。2024年2月に公開した中長期経営計画「MLMAP2028」において、2050年カーボンニュートラルの実現を目標にしています。まずは中間目標として、各拠点における2033年のGHG排出量（Scope 1, 2）の42%削減（2023年比）をめざして、グローバル各拠点における再生可能エネルギーの導入、省エネ活動、直接的なGHG排出量削減に取り組んでいます。
これに加えて自社以外のサプライチェーンにおけるGHG排出量（Scope 3）についても開示を始めました。2023年の排出量は国内グループ4社を集計対象として算定しました。現在は排出量集計の対象を全グループ会社に拡大し、グローバル各拠点との対話を進めながら2024年の排出量の算定を進めています。

MLMAP2028では2023年のGHG排出量54,378 t-CO₂eの42％に相当する22,839 t-CO₂eを削減し、2033年時点のGHG排出量を31,539 t-CO₂eとすることをめざしています。

2024年の排出量の計算時に過去の集計内容を再調査した結果、一部の項目の集計漏れがあったことが判明しました。その結果、2023年のScope 1, 2排出量を57,742 t-CO₂eに修正しました。2033年の中間目標であるGHG排出量31,539 t-CO₂eを達成するには当初の見込みよりも多い26,203 t-CO₂eのGHGを削減する必要がありますが、中間目標は据え置きます。

HORIBAグループのGHG排出量（Scope 1, Scope 2）

(t-CO₂e)

*2023年度と2024年度はScope 2(マーケットベース)の数値を使用しています。

HORIBAグループはScope 3の温室効果ガス排出量の算定を進めています。国内グループ4社を集計対象としています。

現在集計範囲を全グループ会社に拡大し、グローバルレベルでの集計を進めています。この集計結果を元に、Scope 3の削減目標を設定し、カーボンニュートラルに向けた活動を一層推進します。

国内グループ4社のGHG排出量（Scope 3）

(t-CO₂e)

*1 堀場製作所、堀場アドバンスドテクノ、堀場エステック、堀場テクノサービス

*2　Category 4とCategory 9の合計

2025年国内HORIBAグループIMS目標

目標：変化へのスピーディーな対応で信頼されるソリューションプロバイダーへ

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