地球の未来を担う子どもたちに出前授業 科学のおもしろさを体感! マイクロプラスチック観察授業で未来を考える

6月12日、株式会社堀場製作所及び株式会社堀場テクノサービスは、長岡京市立長法寺小学校にて、小学4年生を対象にマイクロプラスチック観察の出前授業を行いました。

この出前授業は、地球の未来を担う子どもたちに、肉眼では識別が難しいマイクロプラスチックをはっきり観察できる科学のおもしろさや、プラスチックが環境や生物に与えている影響の理解、そして身近に潜むマイクロプラスチック問題を通して環境を考える大切さを体感してもらうことを目的としています。

<授業内容>

-講義-

・プラスチックと環境

・マイクロプラスチックってなんだろう

・プラスチックの問題を減らすために

-観察体験-

・クイズ!マイクロプラスチックを探せ

・ぷらウォッチを使って砂を見てみよう

講義では、海洋汚染や生態系への影響などのプラスチック問題を学びます。海の生物の命や人々の健康を脅かし、世界中で懸念されているこの環境問題に対して、私たちに何ができるだろうー

難しい問いですが、子どもたちはそれぞれ手を挙げて意見やアイデアを伝えてくれました。

観察体験では、「クイズ!マイクロプラスチックを探せ」と題して、砂の中にマイクロプラスチックがあるかどうかを当てるクイズを行いました。

子どもたちは、みんな興味津々な様子で「これがマイクロプラスチックじゃない?」と真剣に予想してくれていました。

みんなで考えた後は、実際にぷらウォッチで砂を観察して答え合わせ。

「光ってる!」 夢中で観察している子どもたちの姿から、未来の科学者の芽を感じました。

授業後に子どもたちが書いてくれた、感想の一部をご紹介します。

・すなの中にマイクロプラスチックがあるかはかることが楽しかった。

・マイクロプラスチックになるから、ゴミを海やじめんに捨てないようにした方がいいと分かった。

・ダンボールでぷらウォッチが作ってあって、わたしだったらぜったい考えていないからすごいと思いました。

・私達の使っているプラスチックが生き物に影響をあたえていると分かりました。

授業を通して子どもたちが驚いたり喜んだりする場面に立ち会えることは、私たちのモチベーションにもつながっています。

今後もHORIBAは、自社の技術と知見を教育現場に提供することで、次世代の科学者や持続可能な社会を担う人材の育成に貢献してまいります。

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