グランフォンド世界選手権に2度目の出場!出場者インタビュー

2025年10月16日から19日にオーストラリアのローン(ヴィクトリア州)で開催された世界最高峰のアマチュアロードレース「UCIグランフォンド世界選手権」に、中司 大輔(株式会社堀場製作所 プロダクトサステイニング部所属)が出場しました。

個人タイムトライアルとロードレースの2種目を走り、個人タイムトライアル10位(19~34歳カテゴリー 30人中)、ロードレース27位(181人中)という成績を収めました。今回で2度目の出場となった中司選手に、大会の振り返りと今後の展望を聞きました。

左から2枚目が中司選手(Photo: NORTHSOUTH Live)

【2025年の成績】

・第29回 西日本チャレンジサイクルロードレース 23位

・第38回 京都美山サイクルロードレース2025 総合15位、年代別2位、山岳賞2回

・UCIグランフォンドワールドシリーズ ニセコクラシック2025 タイムトライアル3位、ロードレース8位

・ツール・ド・ふくしま2025 総合・年代別ともに3位

・第40回 シマノ鈴鹿ロード 総合優勝、ステージ2勝

・UCIグランフォンド世界選手権 個人タイムトライアル10位、ロードレース27位

・第37回ツール・ド・おきなわ 2025大会 9位

―今回初めての出場となった個人タイムトライアルを振り返ってみていかがですか。

個人タイムトライアルは、距離22.7km・獲得標高390mのコースで開催されました。各国から元プロ選手やトップアマチュア選手が集うなか、10m程度の横風と断続的な雨という厳しいコンディションでのレースとなりました。もっと上をめざしたかったというおもいはありますが、海外の選手との体格差を感じつつも、自分のベストは尽くせたと考えています。

Photo: NORTHSOUTH Live

―ロードレースは、前回出場された2023年世界選手権の77位という結果を大きく上回る27位でのゴールとなりました。レースの振り返りを教えてください。

ロードレースは131km・獲得標高1920mのコースで行われ、個人タイムトライアル同様、世界各国から強豪選手が集うなかでのレースとなりました。前回大会では最初の勝負所で出遅れてしまいましたが、今回は登り区間で他の日本人選手と連携し、6名ほどの小集団に絞り込む展開を作ることに成功しました。お互いの強みを知っている日本人選手と協力することで、自分の結果だけでなく、日本として良い成績を残したいというおもいがありました。前回参加時の77位から大きく順位を上げたうえに、ヨーロッパの強豪選手たちが集まるなかで、日本人選手がレース展開に大きく関与できたことは、日本での開催となる今年の世界選手権に向けて大きな手応えとなりました。

左から2番目が中司選手(Photo: NORTHSOUTH Live)

―今回の世界選手権に向けて心がけていたことや努力したことを教えてください。

一昨年、けがや手術を経験したことで、ベースを積み直そうという意識に変わりました。夏からは自転車通勤をはじめ、帰りにそのまま練習して帰るなど通勤時間を活用し、毎日の練習時間を1時間ほど増やしてトレーニングしています。仕事面では部署異動で慣れない業務が続き、練習との両立に苦労することも多かったですが、職場の皆さんの支えや練習仲間からのお誘いのおかげで、練習を継続できました。

―2025年もたくさんの試合に出場され、数々の功績を残されましたが、振り返ってみるとどのような1年でしたか。

2025年はけがや病気からの復帰のシーズンとなり、不安が多いなかでのスタートでした。しかし、周りの方々の応援が力となり、日ごろの練習の成果が発揮されて確実に成功を重ねることができました。さまざまなレースでベストの結果を残すことができ、良い1年になりました

―最後に2026年の目標を教えてください。

1番の目標は、今年日本で開催される世界選手権で入賞することです。高い目標ではありますが、走り慣れた日本でのレースという絶好の機会を逃さぬよう練習に励みます。また、昨年は9位という悔しい結果に終わった「ツール・ド・おきなわ」では、優勝を実現したいと考えています。さらに、今年は社会人チームでプロツアーにも挑戦します。初めてプロツアーに出たときは悔しいおもいをたくさんしたので、今回は1レース1レースを大切にして結果を出していきたいです。今後は競技に全力で挑むとともに、仕事でも語学力や専門性、社内ネットワークをさらに磨き、海外遠征などで海外拠点と連携できる機会が生まれた際には、業務面でも価値を発揮できる人材をめざして取り組んでいきます。

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