1月6日 新年社長講話について

|   ニュースリリース

当社代表取締役社長 足立正之の新年講話の概要を、以下の通りお知らせします。
 

昨年は令和という新時代のスタートとなりましたが、我々HORIBAにおいても、中長期経営計画「MLMAP*2023」を発表し、新しいスタートを切る重要な年になりました。

2020年は、引続き社会の急速な変化に迅速に対し積極的に進めて行きます。

自動車セグメントは、排ガス測定主体の事業ポートフォリオから、エネルギーとモビリティーの分野を融合させたより広い範囲へのソリューション提供ができる事業推進を具体化させます。

環境・プロセス事業は、新興国における環境規制の強化に対応するため、技術の拡充とともに現地のエンジニアリング機能をさらに強化します。

半導体市場は昨年後半より市況が好転する兆しも見られるようになり、顧客の新しいアプリケーションに対する迅速な対応が必要となります。主力製品であるマスフローコントローラーをはじめとし、生産プロセスで要求される種々の技術を組み合わせて提供して行きます。表面・薄膜・温度計などの素材技術も柔軟に適用して行きます。

ヘルスケア領域では、QSR(Quality System Regulation)で顧客の絶対的な信頼を獲得しビジネスを拡大します。また細胞・タンパク質・薬品などのアプリケーションも広がっており、液体計測や分光などのHORIBAのコア技術で確固たる存在を築きます。

HORIBAが持つ、フラットで活気ある企業文化を武器に、我々自身を柔軟かつ迅速に変化させて適応する事が更に必要な年となります。皆さん一人一人が、これまでの習慣にとらわれず思い切った行動にチャレンジし、新たな価値の創造を実現しましょう。
  

*MLMAP : Mid-Long Term Management Plan