フランスに欧州最大の研究開発拠点が完成

|   ニュースリリース

当社のフランス子会社ホリバ・ジョバンイボン社が、パリ郊外に建設を進めてきた欧州では最大規模の光学分析装置の研究開発拠点「ホリバヨーロッパリサーチセンター」が完成し、10月4日に現地で竣工式を執り行いました。
竣工式では、当社社長堀場厚出席のもと、パレゾー市の市長フランソワ・ラミ氏をはじめ、フランス政府や日本大使館の関係者など、総勢100名にご出席いただきました。

一帯は政府主導で産学官の光学産業を集積しバイオをはじめ先端技術を育成する地域で、産学官の連携を強化するともに、将来的な欧州事業の一大拠点をめざし基盤整備に着手します。
本拠点では、世界最高峰の技術と評価を受ける回折格子や、物質の化学組成の同定や分子構造を解析する分光分析装置などの研究開発を行います。これら分光分析装置は主に研究機関で使用されることから、エコール・ポリテクニークに隣接する地理的メリットを活かし、産学官協働、特に教育機関との協力を強め、新製品開発や新しいアプリケーションの開拓を推進します。

 

新社屋の概要

名称ホリバヨーロッパリサーチセンター(HORIBA Europe Research Center)
住所フランス パレゾー市(Avenue de la Vauve - Passage Jobin Yvon CS 45002 - 91120 Palaiseau - France)
構造地上2階
敷地面積18,800平方メートル
建屋面積4,000平方メートル
延床面積7,500平方メートル
従業員130名
業務内容分光分析装置の研究開発/製造/営業・サービス

 


<ホリバヨーロッパリサーチセンター外観>