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インドで初めての血液検査用試薬工場が稼働

2014年2月17日



インド初の試薬工場

医用ビジネスの成長市場で検査試薬即納により事業強化

当社がインド北部ウッタラーカンド州に建設を進めてきた血液検査装置に使う試薬の工場が竣工しました。試薬生産能力は年間2,000トンでインド市場向けに供給し、物流の最適化をはかります。同国では、2012年から医用分野に本格参入しており、試薬の即納対応と品質管理の強化をはかることで事業基盤の強化を進めます。インドでは病院数の増加や医療サービスの向上で医療機器市場の成長は年率2桁で続いており、当社医用事業の注力市場と位置づけ事業拡大と試薬の販売増による利益水準の向上をねらいます。

インドにおける医用事業

2006年の現地法人設立以来、自動車計測機器事業を中心に拡販を進めてきましたが、経済急進による所得水準の向上を背景に、自動車市場同様に医療機器市場でも年率2桁のペースで成長が続くと予測されています。この市場の成長に対応し、インド北部のウッタラーカンド州で2012年に試薬工場の新設工事を始め、また、同年に日本国内で高シェアを持つ小型の血球計数装置を発売し、自動車事業に続き医用事業を本格化してきました。現地試薬工場が立ち上がることで、フランスから空輸していた試薬を、即納体制が実現できる現地生産に切り替え、一層の事業展開を進めます。当社はインド市場の成長を見込み、市場のニーズに合致した製品投入と迅速なアフターサービスにより事業基盤を強化します。

インド試薬工場について

当社が扱う血液検査装置は、試薬と呼ばれる液体を使って赤血球や白血球などの血液中の重要な構成要素の数や比率を求めるもので、納入台数の増加や検査件数の増加が消耗品にあたる試薬の需要増につながります。新設する工場においては、試薬供給能力は年間2,000トンで、総投資額は人員増も含めて約2億円。当地は、チベットやネパールに連なるヒマラヤ山脈麓に位置し、きれいな水が確保しやすく、大量の水が必要な試薬生産に適しており、また、首都ニューデリーから約160キロメートルと主要市場に近く、迅速な試薬供給体制を実現します。

当社医用事業の海外展開

当社では、日本、フランス、ブラジル、中国で試薬を生産しており、インドは5カ所目の生産拠点となります(装置は、フランスと日本で生産)。近年、医用事業の事業拡大をめざし、試薬工場の新設・増強に注力してきました。医用事業は2015年を最終年度とする中長期経営計画での成長事業の中軸として位置づけており、これらの投資により目標達成に向けて事業拡大を加速させます。

当社社長コメント

インド市場で中核となる工場を作れて嬉しく思う。日・仏・印の技術者が”HORIBA group is one company.”の精神で成果を上げた。追い風をとらえ、医用事業の飛躍に向けた原動力となることを期待する。

新工場の概要

所在地

インド共和国ウッタラーカンド州ハリドワール県(Plot No. 26, Sector - VII, IIE, SIDCUL, Haridwar, Uttrakhand, INDIA.)

構造

鉄筋3階建て

敷地面積

450平方メートル

延床面積

710平方メートル

従業員

16名(全て現地雇用)

主な設備

試薬工場(製造・貯蔵タンク)、事務エリア

ホリバ・インド社の概要

設立

2006年9月7日

所在地

インド共和国ニューデリー
 (246, OKHLA INDUSTRIAL ESTATE, PHASE 3 NEW DELHI - 110020, India)

売上高

約11億円(2013年)

従業員

約120名(2013年末)

業務内容

自動車および医用事業の分析計測機器及び主要ユニットの製造、アフターサービス業務

責任者

Dr. Jai Hakhu(非常勤、当社 専務執行役員)