全社一斉夏休み廃止

|   ニュースリリース

当社では、設立から7年目の昭和35年(1960)に、社員の効率的な休暇を目的に、年末年始と併せて8月の夏季に一週間連続と、当時としては長期間の全社一斉休日を設定し、現在に至っています。また、この他に昭和61年より、月に一回週休3日制を導入と、休日に関して独自の制度を取り入れてきています。

一方、顧客分野は製品群の拡大と共に広がり、計測機器という信頼性・連続性の性格を持つ製品を製造しているメーカとして、顧客満足(CS)の観点から、企業としてはいつも対応できる体制がますます要求される時代が到来すると予測します。
また、海外に目を向けると、当社海外拠点は、米国,欧州,アジアと9カ国にあり、情報のやり取りや対応などを考えた場合、当社グループのヘッドオフィスにある当社が一斉にストップしていれば、必然的に海外拠点をはじめとする先端までストップし、さまざまな対応やアウトプットに遅れが生じます。

このように、CS(顧客満足)とグループ全体の生産性向上の観点から、今やメーカとしては当たり前となり、マスコミでもその日数の長さが話題となる夏休み(全社一斉夏季休暇,本年度は7月29日~8月6日の予定だった)を、本年度から廃止します。これに代わって、社員個々人が5日間(通常の土日休日を含めると9日間)の連続休日を5カ月(5月22日〜10月20日)の間で自由に設定する、フレックスホリデー(社内呼称)を導入しました。
出勤率は、中間期末にあたる9月度は90%に、その他の月度でも80%以上に維持し、フル営業体制(常に対応する夏休みをとらないメーカ)とします。