当社は、人にだけ反応する赤外線センサ（人感センサ）を組み込み、人が近づくと自動的に照明をつけたり、家電品の電源をオンできる電源リモコン（愛称：ついちゃうもん／壁コンセント用と天井照明用の２機種）を４月上旬に発売する予定です。
発売に先立ち、インターネットを利用してオークションで商品を購入するサイト「楽天市場」（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｒａｋｕｔｅｎ．ｃｏ．ｊｐ）に、市場調査を主目的に、使い方募集で参加したところ、数々の利用・活用アイデアの募集がありました。
販売に際し当初予想していた、玄関やトイレなどの自動照明や、自動でテレビやラジオの電源を入れる、というもの以外に、防災・防犯や車庫入れ時の補助照明など、さまざまなアイデアがありました。具体的な活用シーンとしては、「夜、子供がオシッコに行くときにトイレや廊下を自動で照明」や、「車椅子で生活の方やお年寄りが手が届きにくくめんどうなスイッチ操作がいらない」など、ホームオートメーションやバリアフリーを、大掛かりな改装や投資をするのではなく、手軽にだれでも簡単に生活環境を快適にしたい、という潜在ニーズがあることがわかりました。
本商品は、当社としては初めて、ホームセンターなどの一般店舗で販売する予定ですが、今回のアイデア募集の反響の大きさを背景に、インターネットでの販売も計画しています。なお、開発のいきさつは、インターネットによる一般の方からのアイデアがきっかけです。
〈商品について〉
リモコンと本体（電源コンセントタイプまたはローゼットタイプ）の２つから構成。リモコンには、人から出ている赤外線を検出する、※赤外線センサ（人感センサ）が組み込まれている。人がセンサの前を横切ると、人の赤外線をキャッチし、本体へ信号を無線で発信する。リモコンからの無線信号を受けた本体は、接続してある照明器具や家電製品に電気を供給し、電灯がついたりスイッチが入ったりする。
〈発売予定〉４月上旬
〈販売予定価〉オープン価格