防爆形プロセス用ガス分析計 51シリーズがグッドデザイン賞受賞

2010年9月29日


当社の防爆形プロセス用ガス分析計 51シリーズが、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2010年度グッドデザイン賞」(Gマーク)を9月29日に受賞いたしました。

防爆形プロセス用ガス分析計 51シリーズ

防爆形プロセス用ガス分析計 51シリーズは石油精製所や化学工場などの爆発性ガス存在の恐れのある箇所での使用に対応する防爆形のガス分析装置です。モデルチェンジにあたり、全てを新規開発。容器強度を3割高めるなどの変更で水素防爆に対応。2008年3月に改正された防爆規格(「電気機械器具防爆構造規格」第1章第5条「国際規格等に基づき製造されたもの」)に、ガス分析計で初めて合格。酸素・水素・一酸化炭素など約30成分のガス濃度の連続測定に対応。水素をはじめとする可燃性ガスは、今後の成長が期待され研究開発が進められている燃料電池でも使用されており、従来産業に加えて先端産業での研究分野においても安心・安全な環境維持に貢献します。
51シリーズはHORIBAブランドの工業計器として長い歴史を持ちます。従来この種の分析計は機能優先で無機質になりがちでしたが、産業機器こそ安全で快適な作業環境を実現するために優れた機能性デザインが求められます。デザインにあたっては安全性や信頼性が要求される装置だからこそ、「先進性の提案としての“変えるもの”」と「普遍の信頼感や安心感を与える“変えないもの”」を両立させ、無駄な要素を省き、ユーザビリティに優れ、かつ防爆規格に合格する機能美ある真のプロダクトデザインが要求されると考えました。
グッドデザイン賞では「爆発性ガスが存在する恐れのある箇所で使用される分析計である本製品は,技術的な安全性,信頼性の達成に加えて,それを直線と曲線を機能的に組み合わせたデザインによって表現している。操作キーも本体形状と統一感をもたせて配置されており,機能美を持った産業機器に仕上っていると言える」(審査委員による評価コメントより)といった機能美を持った産業機器としてのデザインが高く評価されました。
当社では今回の受賞を契機に、さらに製品のデザインクオリティを高めるとともに、お客様にとって価値のある商品の開発を目指してまいります。
なお、本年度のグッドデザイン賞表彰式は、11月10日に東京ミッドタウン・ホールで開催される予定です。

グッドデザイン賞とは

「グッドデザイン賞(Gマーク)」は、1957年に通商産業省によって設立された「グッドデザイン商品選定制度」を継承し、1998年より財団法人日本産業デザイン振興会の主催事業として運営される、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度です。これまで50年以上にわたり、新しい時代の文化と生活を創造することを目的に「より豊かなライフスタイル」と「よいビジネス」を導く運動として展開され、のべ受賞件数は35,000件以上にのぼり、今日では国内外の多くの企業や団体が参加しています。また、「グッドデザイン賞」受賞のシンボルである「Gマーク」はすぐれたデザインを示す象徴として広く一般に親しまれています。