[報道発表] 掲載内容は発表日時点の情報です。

手のひらサイズの光沢計 高光沢対応「IG-410」発売

2009年2月27日


計測範囲を10倍に CDやアルミホイールの輝きも一発計測
1秒で“輝き”を数字で提供。素材メーカーの現場で即 品質管理

当社は、アルミやステンレス、メッキ加工などの光沢を瞬時にデジタル表示する、携帯型の高光沢計「IG-410」を3月2日に発売します。光沢(輝きやツヤ)の計測範囲を従来比10倍に拡大し、これまで計測が困難だった反射が強い素材でも計測が可能になります。光沢は感覚的で人により感じ方に違いがでる曖昧なものですが、数値として提供することで、光沢を客観的な指標にします。当社既販売モデルではこれまで塗料やフロアメンテナンス業界など生活で接するツヤや色ムラのチェックという市場で実績がありますが、今回、素材メーカー向けに高光沢対応タイプを追加。生産時点から末端市場まで幅広く『“輝き”を現場で即チェック』のニーズをカバーします。

現状の光沢計市場

これまで光沢計は、塗料コーティングやフロアメンテナンス、石材研磨などの仕上がりを現場で簡単に評価する道具として、自動車販売やビルメンテナンス業界などで利用され、当社製品では累計4.5万台の販売実績があります。
このたび新たに発売する機種は、アルミやステンレス、メッキ、シリコンウエハなど高光沢な素材の製造現場で、素材表面の光沢度の品質管理に役立てることができます。ポケットに入れて携帯できるため、現場で即品質を評価でき歩留まりの向上に貢献します。新しく反射の強い分野へ高光沢対応タイプを投入することで“輝き”や“ツヤ”の検査ニーズをほぼカバーします。

光沢の計測

輝き、ツヤといった光沢は、人間の目により判断されるもので、同じ光沢でも天候や体調など、時間や人で差異が生じやすい曖昧なものと言えます。これに対して、光沢計は、光が測定面からどれだけ反射するかを数値化するもので、人や環境による変化を受けません。光沢を数値で表す計測機器(光沢計)を使えば、測定面の表面光沢を客観的なデータをもとに評価・管理できます。
新しく追加する機種では、光源の発光量と受光のセンサー感度のバランスを、高光沢向けに改良し測定範囲が10倍に広がったため、高光沢の反射光も検出が可能になりました。
その結果、新しく光沢ニーズとして期待されている、光沢度100以上の反射の強い素材も測定できます。

主な特長

  1. 高光沢対応タイプで高光沢素材まで計測領域を拡大
    測定範囲は当社既販売モデルの10倍に拡大。
  2. 世界最高水準の高光沢校正板で光沢度の高確度を保証
    光沢率100%(光沢度1000)まで測定値を保証。光沢率100%に極めて近似する校正板を開発。
  3. 小型・軽量で、省エネルギー
    文庫本より小さく(75×34×140 mm)、缶ビールより軽く(350 g)ポケットに入れてどこへでも持ち運びOK。また、新設計回路と電源の変更で、従来比4倍の200時間の連続使用可能。さらに、センサー部と本体はセパレート型なので、裏側や奥側の測定でも目の前で数値が確認可能。

高光沢対応タイプの役割

用途によって適切な光沢度が決まっている素材は、製造現場で過剰に光沢が出ていないか、また反対に光沢が不足していないかを評価する必要があります。アルミ製造工程などでは、原料を溶解してできた塊を薄く板状に延ばす圧延工程を繰り返します。その最終工程に至る過程で、現場で高光沢計を利用してそれぞれの圧延工程での光沢を確認することができます。最終工程で利用される大型の検査装置と比べて、どこでも評価できるため細かな品質管理に貢献し、また小型でシンプルに設計したことで、低価格で提供します。また、電化製品や金属メッキ加工製品など多くの製品の光沢度や艶の均一感は、品質の高さやブランドイメージを印象づける重要な項目です。そのため、光沢計測により数値化することで、同一な光沢度を継続的に表現することができ、またデザイン変更などで光沢を変化させて開発する場合の指標としても活用いただけます。

主な用途

  • 金属製品の表面仕上がり
  • アルミ・ステンレスなど圧延工程
  • シリコンウエハの表面仕上がり
  • メッキ製品の表面仕上がりなどを光沢計測で評価・管理

主な仕様

測定範囲

100レンジ : 0.0~100.0
1000レンジ:   0~1000

繰り返し性

±1%フルスケール

電源

単三アルカリ乾電池 4本

外形寸法

75(W)×34(D)×140(H) mm (本体)
質量 約 350 g(本体+センサー)

標準価格

15万円(税別)