水環境問題解決に向けた, HORIBAの水質計測技術とデータサイエンスを統合したDXソリューション

Steve WHELAN*1, Dr. Luke BATES*1, James FOWLER*2, Dr. Brijesh SHARMA*3, 井上 健太郎*3, 伊東 裕一*3 | |   技術論文

*1 HORIBA MIRA Ltd., *2 HORIBA Test Automation Ltd., *3 株式会社堀場アドバンスドテクノ

現代の水社会は, 環境問題の深刻化だけでなくインフラの老朽化といった課題に直面している。その解決には水質の計測やリアルタイムモニタリングが欠かせない。この点においては, スマートセンサやクラウド技術の進展により, データの継続的な収集と遠隔監視が可能となり, 迅速な意思決定や運用の最適化が進んでいる。こうした背景から, 水質データを提供・管理する「データ・アズ・ア・サービス(DaaS)」の重要性も高まっている。特にHORIBA MIRA社の位置する英国では, 規制が導入されるなど対応が急がれており, 堀場アドバンスドテクノの水質センサー技術に, HORIBA MIRAのAIやデータサイエンスと,HORIBA Test Automation社のデータマネージメントプラットフォームを組み合わせることで, モニタリングの先を見据えたソリューションの提供を目指している。本稿では, HORIBAの水質計測技術と, DXソリューションを活用した取り組みについて述べる。