"血球計数+CRP"測定装置/インド本格参入

|   ニュースリリース

欧州向け、来月販売開始
アジア新規顧客の開拓ねらう

当社は、医用ビジネス主力製品の「自動血球計数CRP測定装置」を、来月欧州で発売し、同時にインドへ本格参入します。当該製品は小型測定装置の最上位機種で、血球とCRPを同時に測定することができる世界唯一の製品(特許取得技術)。高い経済成長が続くインドにおいて、小規模病院での新規顧客開拓を足がかりとして拡販を進めます。今後、韓国やタイなどアジアや北南米でも順次発売し、5年後には海外市場で累計3,000台の販売をめざします。

 

小型の自動血球計数CRP測定装置における海外展開

当社の医用事業は、フランス子会社のホリバABX社の海外販売・サービス網を活用し、病院や検査センターをはじめ、クリニックや開業医向けに、同社が開発・生産する自動血球計数装置と検査に使用する試薬を提供してきました。
このたび、当社が開発・生産する"微量採血かつ迅速測定"を特長とする「自動血球計数CRP測定装置」の最上位機種においても、欧州で来月発売し、既存市場で競争力を強化します。同時に、特に高い経済成長とともに医療環境の整備が進むインドに本格的に事業参入します。まずは、現地法人の営業・サービス人員の充実による体制構築やマーケティングを強化します。当該製品を年内に発売し、新規顧客の開拓をはかります。韓国やタイなど他のアジア市場や北南米でも順次発売します。

 

販売目標台数

初年度 300台 5年後累計 3,000台

 

製品概要

製品型式Microsemi 667CRP
測定項目19項目(白血球3分類を含む血算18項目+CRP濃度)
測定時間240秒(注記:血球計数のみの場合は65秒)
外形寸法262(W)×450(D)×430(H)mm
質量約18Kg
言語対応英語/フランス語/ドイツ語/イタリア語/スウェーデン語/ポーランド語/日本語