6月6日、HORIBAは京都国際フランス学園(LFIK)とのパートナーシップを結びました。LFIKは、フランスの教育システムと価値観に基づいたフランス文部科学省認可の在外フランス学校です。
HORIBAは、「はかる」技術を通じて、世界のさまざまな現場を支えています。1982年からフランスに拠点を構えているHORIBAにとって、LFIKはフランスとの縁を感じる学びの場です。今回の連携を通じて、今後は生徒たちに分析・計測機器との接点や、技術者との交流のほか、お互いの言語を学ぶ機会を作っていきたいと考えています。
そうした新たな連携の第一歩として実施されたのが、6月22日のLFIKでの出前授業です。
HORIBAは中等部の生徒3クラスを対象に3つの授業をそれぞれ行いました。
堀場製作所は、日頃のイベントでも好評な放射温度計と光沢計を使った授業を実施。
まずはものに触れずに温度を測れる放射温度計では自分たちの手のひらの温度や、夏に使うクールタオルをクラスメイト同士で測りあいました。
この授業の後半では、ものの光沢(“ぴかぴか”)を測ることのできる光沢計が登場。教室のなかで光沢度の高い“ぴかぴか”な場所を探しました。
なかには教室を飛び出して、いろんな場所を測ってみる生徒も現れ、子どもたちの探究心は尽きませんでした。
コーティングされた地図は光沢度が高そう?
続いて、HORIBAグループのなかでアフターサービスやお客様からの受託分析を担う堀場テクノサービスが、自社で開発した製品「ぷらウォッチ」を用いて、砂の中に含まれている「マイクロプラスチック」を観察する授業を行いました。いま世界で問題となっているマイクロプラスチックによる海洋汚染について、私たちの日常生活とも深く関わっていること、そして一人ひとりが行動を変えることの大切さを知るきっかけとなりました。
事前に校庭の砂を集め、学校の砂にマイクロプラスチックが含まれているかも調べました。
HORIBAの創業製品でもあるpH(ピーエッチ)計をはじめとした、水・液体計測事業を担う堀場アドバンスドテクノの授業では、コンパクトpHメーターLAQUAtwin(ラクアツイン)を用いて、色が変わるふしぎな水を測る体験を楽しみました。紫キャベツ液に含まれる色素「アントシアニン」の性質を利用し、重曹やクエン酸を加えることで、液体の色が青や赤に変化する様子を観察しました。その後、実際にpH計で液体を測定し、酸性かアルカリ性かを数値で確認することで、色の変化とpHの関係を楽しく学びました。
・じっけんなどがたのしく、楽しみながらべんきょうできた。
・選ばれていたアクティビティーも楽しい物ばかりで、やりがいがありました
・C'était excellent, surtout avec le pH.(日本語訳:特にpH(の実験)が素晴らしかったです。)
今回の体験を一日限りで終わらせるのではなく、これからの授業や実験のなかでも「はかる」ことのおもしろさに触れてもらいたいというおもいから、当日はpHメーターの寄贈も行いました。
授業の終わりに、堀場アドバンスドテクノ代表取締役社長 西方健太郎の出席のもと、コンパクトpHメーター LAQUA twin 12台をLFIKへ寄贈しました。今後、中高生の理科実験や探究活動において活用されることが期待されます。

「はかる」ことのおもしろさや、そこから広がる発見のよろこびは、言語や文化の違いを越えて共有されます。
今後もHORIBAは、グローバルに広がるつながりを大切にしながら、次世代を担う子どもたちに科学のおもしろさを届ける取り組みを続けて参ります。






