PI-200-I

プラント向けオンラインプロセスラマン分析装置

PI-200-Iは、ガソリン燃料などの複雑な組成の混合物中の特定成分の濃度を精度よく分析できます。
1台の分析装置で、複数のプロセスラインに設置した最大17箇所のサンプリングポイントを測定できる、工場・プラント向けのオンラインプロセスラマン分析装置です。

装置に搭載された多点切替装置により、各サンプリングプローブへの励起レーザー光の照射と、ラマン散乱光取得の切り替えを自動で行えます。これにより、生産プロセスにおける複数の流路、反応器、その他生産工程に分散したサンプリングポイントを、設定した順序で効率的にモニタリングできます。

測定する順序やデータ取得頻度はプロセスの運用条件に応じて柔軟に設定でき、プロセス管理や品質管理の効率化を支援します。

サンプリングポイントごとに個別の分析装置を設置する構成と比べ、設備構成や運用を簡素化できるほか、装置台数の削減による導入・運用コストの低減にも貢献します。

事業セグメント: 環境・プロセス
製造会社: HORIBA Instruments Incorporated

多点切替装置による多点測定

多点切替装置は、各サンプリングプローブを用いた励起レーザー光の照射と、それによって生じるラマン散乱光の取得を、最大17か所の測定ポイントで順次切り替えるユニットです。プロセスライン、反応器、生産工程などに設置した複数のサンプリングプローブを使って、あらかじめ設定した条件に従って順次測定できます。これにより、複雑なプロセス環境における複数地点の成分変化を、1台の分析装置で監視できます。


測定条件とデータ取得頻度を設定

測定するサンプリングポイントの順序や、各ポイントのデータ取得頻度をユーザーが設定できます。
例えば、工程上重要な測定ポイントの頻度を高く設定するなど、プロセスの特性や監視目的に応じた運用が可能です。


手分析とオンライン測定データの関連付け

サンプリングオプションのフローセルで採取した手分析の採取時刻と、PI-200-Iのデータ取得時刻を関連付けて管理できます。
これにより、ラボで分析した手分析の結果とオンライン測定データを比較し、校正モデルの評価やプロセス分析の検討に活用できます。

項目番号・分類項目仕様・条件
光学系仕様波数分解能4 cm⁻¹(785 nm 励起)
波数範囲250 cm⁻¹ ~ 2,650 cm⁻¹
CCDカメラ冷却仕様電子冷却 -81℃
光学レーザー波長785 nm
光学レーザー出力450 mW
出力信号4-20 mA出力4点
デジタル入力16点
デジタル出力8点
接点式アラームリレー8点
通信TCP/IP、RS-485、RS-232
表示PC仕様による
測定周期30~120秒(試料に依るものとする)
質量約250 kg(キャビネット含む)
環境条件設置場所屋内:強力な電場や磁場がない場所/水がかからない場所
周囲温度10~28℃:急激な温度変化の無きこと
周辺湿度80%RH以下:結露無きこと
粉塵環境基準値以下
振動100 Hz、0.03 G以下
腐食性ガス無
ノイズ対策高周波/低周波ノイズの少ない場所
ユーティリティ電源電圧AC 100 V ±10%、約10 A
電源周波数50/60 Hz

 

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