
エネルギーマネジメントシステム(EMS)

研究開発現場における非定常なエネルギー利用を予測し最適化
HORIBA は幅広いエンジニアリングや新たな提案により、製品のライフサイクルやお客様のサプライチェーン全体のGHG(Greenhouse Gas: 温室効果ガス)排出量削減も含めた環境負荷低減に貢献しています。
カーボンニュートラル社会の実現に向けては、製品使用時だけではなく、ライフサイクルアセスメント(LCA)やGHGプロトコルなどで、製品全体や企業活動全体での環境負荷評価することが重要です。これらの評価をステークスホルダーへ情報開示したり、具体的なGHG削減の優先順位・目標値を明確にして製品開発やプロセスの効率改善を行うことが、全体としての環境負荷低減につながります。
HORIBAはLCAの原料生産から廃棄・リサイクルまでの各段階やGHGプロトコルでのサプライチェーンの各スコープに対して、サービスも含めた幅広い分析・計測ソリューション、「はかる」ソリューションをお客様に提供することで、GHG削減を含めた環境負荷低減に貢献しています。
ここでは施設・設備向け、自動車向けのHORIBAのソリューションの一部を紹介します。
HORIBA Solutions >>
温室効果ガス N2Oの排出削減に貢献
可搬での連続計測に:ポータブルガス分析計 PG-300シリーズ
設備での連続計測に:煙道排ガス分析装置 ENDA-5000 V2シリーズ
研究室での計測に:マルチガス分析計 VA-5000シリーズ
自動車メーカーではGHGプロトコル、スコープ3のカテゴリー11「販売した製品の使用」でのGHG排出量が大きいため、自動車の燃費改善は常に課題です。HORIBAは自動車開発や自動車の排ガス計測に数多くのソリューションを提供しています。
ソリューションから探す
» エミッション計測
お客様に導入していただいた分析計や試験装置をメンテナンス・アップデート・部分更新・移設を組み合わせ実施することで、研究開発施設全体の省エネやGHG排出量の削減が可能です。また受託分析や分析・計測装置のレンタルやサブスクリプション等により、お客様の試験や実験業務に関する負荷も低減できます。
詳しくは下記のカタログや、株式会社堀場テクノサービスホームページをご覧ください。
グローバルでの環境負荷の調査や色々なプロセスでの環境負荷削減量の把握ではデータの信頼性確保も重要です。例えば、製品トレーサビリティーや、測定したデータの完全性の担保(データインテグリティー)やセキュリティー等でも、デジタルトランスフォーメーション(DX)技術を積極的に活用する動きが加速しています。
HORIBA MIRAは、車両サイバーセキュリティ、機能安全、EMCといった自動車業界において注目が高まっている重要な分野の開発チームを「ビークルレジリエンス(略:VRES)」として統合し、安全性、セキュリティ、コネクティビティの面から製品開発をサポートします。
この分野では、プロアクティブ・防御的設計、リアクティブ・抗体的エンジニアリングとソリューションを組み合わせた統合アプローチが重要であり、法規要件も満たす強固なフレームワークの開発が必要となります。
HORIBA MIRAは、各エリアのスペシャリストエンジニアの連携、および14を超える最先端の試験設備によりサービスをご提供します。
詳しくは「HORIBA MIRA サイバーセキュリティ/機能安全/EMC」ページをご覧ください。