アフラトキシン・ステリグマトシスチン用イムノアフィニティーカラム　AFLAKING STC

• アフラトキシンB₁、B₂、G₁、G₂、およびステリグマトシスチンのすべてに反応性を有します。
• 少量の抽出液で濃縮精製でき、前処理時間を大幅に短縮できます。
• 従来にはない高い有機溶媒耐性を実現しました。
  • アフラトキシン アセトニトリル20%、メタノール40%まで使用可能
  • ステリグマトシスチン アセトニトリル10%、メタノール20%まで使用可能

イムノアフィニティーカラム（IAC）とは

担体に抗体を固定化した濃縮精製のためのカラムです。抗体が抗原に特異的に結合する性質を利用するため選択性に優れています。目的物質を効率的に回収でき、優れたクリーンアップ性能を有しています。

カラム中にはモノクローナル抗体を結合させたゲルが充填されています。食品などの有機溶液抽出液を所定濃度に希釈後、このカラムに添加することによって、アフラトキシンおよびステリグマトシスチンを抗体と結合させます。次に洗浄液を流すことによって、カラム中に残った夾雑物を除去します。アセトニトリルなどの有機溶媒を添加することによって、抗体からアフラトキシンおよびステリグマトシスチンを解離させ溶出します。これらの操作によって、食品抽出液中のアフラトキシンおよびステリグマトシスチンを高純度に濃縮精製できます。