ハイブリッドカーやスマートフォンに多く搭載されるMLCCですが、誘電体層に酸素欠損が生じることで、抵抗が低下し、電流リークが発生することがあります。 HORIBA CLUE シリーズでは微小領域を高分解能で、感度よく分析できるため、誘電体層の微小部分析が可能です。
脱脂・焼成工程で残存する炭素は、内部欠陥の原因となることから測定が不可欠です。 管状電気抵抗加熱炉方式のEMIA-Stepなら、加熱温度と時間を任意に設定できるため、炭素の全量分析だけでなく、温度別・状態別に分離させての分析が可能です。
炭素・硫黄分析装置(管状電気抵抗加熱炉方式)
BaTiO3の結晶構造は温度によって相転移し、誘電率が大きく変化します。ラマン分光分析と加熱・冷却ステージ組み合わせることで温度を変化させて、相転移が徐々に進む様子や温度ごとの結晶状態を観察することができます。
ラマンイメージング装置
高輝度X線による高速スクリーニングと強調表示で異物を迅速に検出できます。前処理不要、非破壊・非接触で分析できるため、異物に影響なく、断面だしの時間も短縮できます。
微小部X線分析装置 (X線分析顕微鏡)
量子ドットはナノレベルの粒子径を変えることで、任意の色に光を変換するように作製できることから、次世代ディスプレイ材料として使われています。 Nanologではグレーティングを2枚使用した分光器を搭載しており、微弱かつシャープなピークを正確に検出することが可能です。また、ナノ粒子の粒子径分布測定にはnanoPartica SZ-100V2がおすすめです。
モジュール型近赤外高速蛍光分光光度計
ナノ粒子解析装置
ハイブリッドカーや電気自動車のモータに使われる希土類磁石は、酸素量の違いにより磁気特性に影響を与えるため、酸素の分析が必要です。 酸素・窒素分析装置EMGAシリーズなら、簡単・迅速に酸素の定量分析ができます。
酸素・窒素分析装置
酸素・窒素・水素分析装置(ハイエンドモデル)