レーザ回折/散乱式の粒子径分布測定装置 Partica LA-960V2乾式測定ユニットは、サンプルを濡らさずに、乾燥した粉の状態で測定することができます。装置上部に置いた乾式測定ユニットから、振動フィーダで粒子を均一に測定部へ落下させるため、再現性高く乾燥粉体の測定をすることができます。圧縮空気を印加させずに測定した場合、余計な力を加えられることなく上部から落下させる形で測定部に投入されるため、凝集した粉体や、造粒粉を壊さずにそのまま測定することができます。振動フィーダを用いずに、吸引ノズルや薬さじで直接投入することもできます。また、測定部へ落下中の粉体に圧縮空気を当てて、凝集粉を崩してからサンプル投入するなど、使用する測定条件の設定で凝集を調整することができます。
サンプルを分散媒に分散させて測定する「湿式分散」では一次粒子の情報だけになってしまうサンプルに対して、凝集した粉体や、造粒粉を壊さずにそのまま測定する「乾式非分散」や、測定条件に合わせて凝集の程度を調整して測定する「乾式分散」では、凝集粉や造粒粉など様々な状態での粒子径の測定することができます。
測定部の真上に乾式ユニットがあることにより、自由落下での非分散測定から、圧縮空気を用いた強制分散測定まで、様々な状態の粉体が測定可能です。
低付着シューター | 吸引サンプラー |
表面に電解メッキ(ニッケルフッ素樹脂コーティング)を実施。 ステンレス製では試料が付着してしまうなど、振動で供給しにくい試料向けのシューターです。 | 試料を直接吸引するためのサンプラーです。 微量試料を測定する場合に使用します。サンプリングテーブルが付属しています。 |
粉末状態のまま測定できます。自由落下での非分散測定、圧縮空気を用いた強制分散測定の両方に対応しています。
粉末状態のまま測定できます。自由落下での非分散測定、圧縮空気を用いた強制分散測定の両方に対応しています。