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OCTに適した分光器② ~SD-OCTとSS-OCTについて~

HORIBAでは各種カスタマイズ可能なSD-OCT向け分光器を提供しています。 前ページで、Fourier-domain OCT(FD-OCT)について言及しました。 FD-OCTは、構成の違いからSpectral-domain OCT(SD-OCT)とSwept-source OCT(SS-OCT)に分けられます。SD-OCTは光源に広帯域光源を用い、検出器として分光器を用いることで干渉スペクトルを同時に取得します。SS-OCTは、光源部で波長を掃引することで波長毎の光強度を測定し、時間的に並べることで干渉スペクトルを取得します。 この2つの手法は、それぞれ分解能や測定深さ、安定性、高速性、コンポーネントの入手しやすさが異なり、目的に応じて使い分けられています。また、最近ではこれらの手法を応用することで、測定対象の構造だけでなく物性情報などを取得する多機能OCTも広く研究されています。

OCT用分光器

OC-300
OC-300

OCT分光器

SD-OCT
SD-OCT

SD-OCT用分光器

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