レーザ回折/散乱式の粒子径分布測定装置は、非常にたくさんの粒子からの情報からヒストグラムを作成します。一方で、非常に頻度の少ない量しか含まれていない粒子の情報については、ヒストグラムに現れず、その存在を見落とすことがありました。 例えば研磨剤などでは、少量であっても粗大粒子がいた場合に大きく品質を左右します。画像によって粗大粒子を確認することにより、その有無を確認するとともに、画像の情報から、それが混入している未粉砕の粗大粒子なのか、凝集によって大きくなっている粒子なのかを確認することができます。
画像による粒子観察が粒子径分布測定と同時に可能です。
装置に内蔵、測定中の粒子の状態を簡単操作で観察できます(9~1000μm)。