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Particle Characterization
粒度分布測定には、ふるいや顕微鏡といった簡易的な手法から、レーザー回折 / 散乱式、動的光散乱法、遠心沈降式、粒子軌跡解析法といった光を用いる複雑な手法まで、数多くの測定原理があります。測定原理によって、分解能(2つのピークを分離することができる性能)や特徴が異なります。また、それぞれの原理で得られる粒度分布は、それぞれ異なる粒子径の定義と粒子径基準に基づきます。
ここからは、まず粒子による光散乱現象について解説し、それぞれの分析手法の原理と特徴、そして実際の粒度分布計でできることなどを解説します。
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