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水素分析装置 EMGA-21E
水素分析装置
(当社従来機比25%減)
水素分析装置 EMGA-21Eは、以下のガスフロー図に示すように、黒鉛るつぼにセットした試料を溶融し、発生したガスから不要なガス成分を除去した後、ガス分離カラムで窒素と分離することにより、高感度TCD検出器(熱伝導検出器)で 1 ppm以下の極微量の水素を高精度に計測することができます。水素をH2Oに酸化し、NDIR(非分散型赤外線吸収法)で水素濃度を計測するモデル、酸素・窒素・水素分析装置 EMGA-Expert(EMGA-30E)と比較して、より高感度(0.04ppm~)で水素濃度が計測できます。
![]() | All in One Plan 年一回の保守点検、修理作業時の部品交換、装置復旧時の作業費など装置の保守に必要なすべてを保証し、装置を最適な状態で長期間安心してご使用いただけます。 |
![]() | AOP Connects 装置の状態をリアルタイムでモニタリングすることで故障の前兆を予知、専門エンジニアがアドバイスも行います。故障前にエンジニアの派遣もできるため、測定作業を止めることなく安心して装置をお使いいただけます。 |
分析対象 | 鉄鋼・非鉄など固体材料中の水素 |
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測定方式 | 不活性ガス融解・熱伝導度法(TCD) |
測定範囲 | H:0.04 ppm~200 ppm(m/m) ※試料質量を標準質量より減らすことにより測定範囲を拡大可能 |
試料質量 | 1.0g ※測定試料により異なる |
精度(再現性)※ | 水素 σn-1≦0.04 ppm もしくは RSD≦0.5%(標準ガス) ※ 試料質量は1.0±0.1gとする(ただし、セラミックス試料は除く)。 下記の自動化機構を用いた保証値。 標準試料は当社指定のものを用いる。 |
測定時間 | サイクルタイム* 約280秒 (当社標準条件による) *測定開始からオートクリーニング、るつぼの供給まで |
自動化機構 | るつぼローダー、オートクリーナー、オートサンプラー(オプション)など |
外形寸法・質量 | 655 mm(W)×750 mm(D)×710 mm(H) |
電源 | (1)電源電圧:AC200/220/230 V (特注による240 V対応可能) AC100V(オートクリーナ用 吸引機など周辺機器:ステップダウントランスで対応可能) (2)電圧変動:基準電圧±10%以内 (3)周波数:50/60±1Hz (4)消費電力:本体:12 kVA(MAX)、周辺機器:1.5 kVA(MAX) (5)設置:電気設備技術基準第1種または特別3種の独立アース(接地抵抗10 Ω以下) |
周囲条件 | (1)温度:動作保証温度5~40℃、性能保証温度5~35℃ (2)湿度:5~31℃まで:最大相対湿度80%、31~40℃まで:50%まで直線的に減少 (3)振動:周波数全域において複振幅20 μmおよび0.098 m/s2 |
ガス | アルゴン:純度99.995%以上、圧力0.35 MPa (装置本体より3 m以内にてØ3/2 mm SUS管取り合い) 窒素または乾燥空気:圧力0.40 MPa (装置本体より5 m以内にてØ6/4 mm ナイロン管取り合い) |
冷却方式 | 冷却水循環ユニット(別置きタイプ) |
電子天秤(オプション) | 最小表示1~0.01 mgまで接続可能 |
定電圧電源(AVR) (オプション) | 容量15 kVA(入力電圧は注文時に指定)) 質量:130 kg |