ProtectionPlus Module

Protection Plus Module LabSpec 6

21 CFR Part 11などの適合型セキュリティ・データ統合モジュールは、研究所でのデータ取扱いやデータの法規制を順守するうえで必要となるすべてのツールが含まれています。

アメリカ食品医薬品局の連邦規制基準21 CFR Part 11は、電子記録や電子署名について、データをその寿命を通じて保護し、データの取得や変更がいつどのように、また誰によって行われたかを追跡するために策定されたものです。

事業セグメント: 科学
製造会社: HORIBA France SAS

ProtectionPlusではセキュリティ機能を提供し、ユーザー様にとってデータの一貫性を保証するツールを提供しますが、21 CFR part 11などの規制とのコンプライアンス状態を確保するには、各会社様の規定や研究所の業務運用方法、オペレータ様による装置の正しい使用を伴うことが必要であり、必要に応じ、お打合せ対応いたします。

ユーザーアカウント管理・アクセス制限

完全規制(フルコントロール)は、完全統合型のユーザーアカウントモジュール、あるいはユーザーのWindows®資格情報の再認証を通じて、LabSpec 6へのアクセスを認可したユーザー様のみに許可するものです。各ユーザー様を個々のユーザーレベルに割当てて、経験や測定要件に合うよう、それぞれに異なるレベルの機能を許可することができます。

オーディットトレイル

各データファイルにはファイルの全履歴が格納されており、全データの取得や変更、電子署名イベントを、ユーザー様の詳細やタイムスタンプと共に追跡できます。さらに、ソフトウェアの起動・停止、ユーザーログイン、ファイル操作(開く・保存・変更)イベントなどのLabSpec 6の主な操作内容は外部のイベントログ内に記録されます。

電子署名

ユーザー様は自身のデータを法的に拘束される電子署名を付けてデジタルに認証でき、電子記録(データ)へ直接、適用・添付することもできます。署名にはその他の内容も関連付けることが可能で、ユーザーレベルによってアクセス可能な内容を変更できます。

システムポリシー、ファイル管理ツール

オプションのポリシーを適用することで、管理者がLabSpec 6のデータセキュリティを強化することができます。さらに、データ取得は個別のデータ保存経路を使用して簡単に行え、全データを安全なアーカイブ場所に確実に保存できます。

HORIBAでは、ラマンシステム用の適格性認定プロトコルもご提供しています。インストール用(IQ)、操作用(OQ)の両方についてご利用可能です。これにより、21 CFR part 11で要求されているシステムの妥当性が立証可能です。

さらに:

LabSpec 6 ProtectionPlus ソフトウェアを使用した21 CFR Part 11 へのコンプライアンスについて詳細を記載した文書がご利用いただけます。ProtectionPlus搭載LabSpec 6について、「ドキュメント21CFR11 - HORIBAレスポンス」 をご依頼ください。

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