HORIBAは分光エリプソメーター、カソードルミネッセンス、蛍光X線分析装置、ラマン分光装置など多くの表面分析装置を取り揃えておりますが、中でもグロー放電発光表面分析装置“GD-OES”は、そのユニークで誰でも簡単にお使いいただけるという特長から、深さ方向の元素プロファイルを必要とされているお客様に多くご愛用いただいております。
“GD Day”は2008年から開催しているGD-OESに特化したセミナーですが、改めてGD-OESの特徴や魅力をお伝えすると共に、ニーズの多い「深さ方向の定量化」についてその操作やノウハウをご提供するセミナーを企画いたしました。
ユーザーの方はもちろん、GD-OESをあまりご存じない方にも参加いただけるように二部構成となっております。ぜひ、本セミナーにご参加いただき、GD-OES分析法のスキルアップやアプリケーション情報収集にご活用いただき、よりGD-OESを皆様の研究開発・品質管理等の業務にお役立ていただければと思います。みなさまのご参加、お待ちしております。
深さ方向の元素プロファイルを必要とされているお客様必見!ナノからミクロンまで、深さ方向の“やさしい”元素分析装置rf-GD-OESの基礎・メリット・アプリケーション事例をご紹介します。今まであきらめていた分析スループットを解決するのがrf-GD-OESかもしれません!
株式会社堀場製作所 営業本部 東京セールスオフィス
鈴木 正義
金属材料の表面改質法には、浸炭、窒化、TiNコーティング、DLCコーティングなど、材料表面に新たな元素を被覆・拡散浸透させる手法が含まれる。これらの改質層の元素分析手法の一つとして、表面から深さ方向にわたる元素プロファイルを定量的に解析できるGD-OES法がある。本講演では、これまでに行ってきたGD-OES分析による表面改質の評価事例を数多く紹介し、その有効性と応用可能性について解説する。
関西大学化学生命工学部 化学・物質工学科 教授 西本 明生様
本講演では、当研究所におけるGD-OESの活用事例を紹介する。これまでに培った測定技術やノウハウ、GD-OESと他の分析機器を組み合わせた解析方法、さらに軽元素の測定に関する測定事例を報告する。
地方独立行政法人 京都市産業技術研究所 産業技術支援センター
加工・製造技術G 主席研究員 丸岡 智樹様
材料のキャラクタリゼーションにおいて、表面からナノメートル (nm) あるいはマイクロメートル (µm) の深さの領域における成分分布を調べることは非常に重要となる。特に、偏析や拡散といった現象を正確に捉えるためには、深さ方向の分析が欠かせない。本発表では、GD-OESとアルバック・ファイの表面分析装置を組み合わせた深さ方向分析事例を紹介する。さらに、GD-OESに加えて、AFM-Ramanと表面分析手法を用いた解析事例についても紹介する。
アルバック・ファイ株式会社 製品戦略部 ソリューション開発課
課長 飯田 真一様
第一部
10:00 - 10:30 | 受付(ユーザークラブ) |
10:30 - 12:30 | ユーザークラブ ~日頃の分析お悩み相談会~ |
第二部
12:30 - 13:00 | 受付(会場受講者) | |
オンライン配信は、13:00~開始します | ||
13:00 - 13:30 | 【基礎セミナー】 簡単・迅速!深さ方向元素分析装置 rf-GD-OESのご紹介 | 株式会社堀場製作所 営業本部 東京セールスオフィス 鈴木 正義 |
13:30 - 14:00 | 【招待講演】 京都市産技研におけるGD-OESの活用事例 | 地方独立行政法人 京都市産業技術研究所 産業技術支援センター 加工・製造技術G 主席研究員 丸岡 智樹様 |
14:00 - 14:10 | 休憩 | |
14:10 - 15:00 | 【招待講演】 GD-OES分析法の活用による金属材料表面改質の評価 | 関西大学化学生命工学 化学・物質工学科 教授 西本 明生様 |
15:00 - 15:50 | 【招待講演】 GD-OESと表面分析手法によるペロブスカイト材料の深さ方向分析 | アルバック・ファイ株式会社 製品戦略部 ソリューション開発課 課長 飯田 真一様 |
オンライン配信は、以上で終了とさせていただきます | ||
15:50 - 16:00 | 休憩 | |
16:00 - 16:50 | ラボツアー | |
16:50 - 18:15 | 懇親会 |