nanoGPS

顕微観察装置間の座標共有ソリューション

異なる顕微観察装置で、µmオーダーで試料の同じ位置が特定でき、容易に同一箇所の分析ができます!

位置座標を示すパターンが印刷されたnanoGPSサンプルタグを試料ホルダーに貼り付け、そのパターン画像を読み込むだけで、共有する基準となる座標を認識!

※電子顕微鏡・ラマン分光装置・フォトルミネッセンス装置など

 

事業セグメント: 科学
製造会社: HORIBA France SAS

  • 光学顕微鏡(ラマン、PL、蛍光、トポグラフィ...)と走査型電子顕微鏡(SEM、EDS、FIB、カソードルミネッセンス、EBSD...)間の観察点(POI)の高精度な位置合わせ
  • 各種顕微鏡の座標移動システム(CTS)の即時校正
  • POIの座標を簡易に認識するためのパターンタグのスナップショット記録

nanoGPSは、異なる顕微観察装置において、試料ホルダーに貼り付けられた小さなパターン化されたタグを使用して、高い精度と簡便さで同じ観察点を分析するための独自のソリューションです。
組み込まれた位置検出技術により、絶対XY座標と角度方向の両方が自動的に変換されます。位置合わせの精度は、各顕微観察装置の移動ステージの性能にもよりますが、数ミクロンの範囲です。


nanoGPSアプリケーション

マイクロニードルパッチの電子顕微鏡とラマン分光分析装置(組成マッピング)による同一箇所分析

SEMにて観察されたニードルパッチのニードル部に付着した物質は、ラマン分光マッピング分析により皮膚貼り付け後に付着した角質層(赤色部)であり、ニードル部のサリチル酸(青色部)は残存していることが確認できました。

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変換精度観察点とnanoGPSサンプルタグとの距離1 mmにつき約1 μm(装置に依存)
キャリブレーション7点(自動)3点以上(手動)
nanoGPSサンプルタグ1.4 x 2.0 mm, 
1、2、4、6、8パック(1パックあたりnanoGPSサンプルタグ24個、nanoGPSキャリブレーションタグ1個入り)
anoGPSキャリブレーションタグ4 x 5 mm
対応装置
  • 顕微ラマン分光装置
  • 顕微フォトルミネッセンス装置
  • カソードルミネッセンス装置
  • LebSpec 6 ver.6.7.1以上搭載のHORIBA顕微装置
Windows 10®搭載顕微装置
Windows 11®搭載顕微装置

※ Windowsは米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です

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