最先端技術を支える粉体技術において、粒子分散液の分散状態のコントロールは非常に重要であり、最適な分散状態を作り出し、その状態を正しく高精度に把握するには多面的な分析が必要となります。その求められるニーズにお応えすべく、(株)シンキーと(株)堀場製作所が共催で2月に粒子分散評価セミナーを開催しましたが、お申し込み多数につき、すぐに申し込みを締め切らせていただきました。
講演後も再放送のご希望を多くお寄せいただくほどの人気を頂戴したことから、この度、アンコール配信をさせていただくことになりました。英弘精機(株)、マジェリカ・ジャパン(株)を含む計4社でお送りする豪華セミナーは必見です!ぜひお申し込みください。
分散性や材料特性の評価には様々な手法がある。いずれの評価手法においても、評価条件の選択とともに測定試料の調整も重要である。得られた測定結果が、観察・測定したい差異のみを反映していれば(他の要因の影響がない)、より信頼性の高い評価が可能となる。本ウェビナーでは、自転・公転ミキサーを用いた測定試料の調整手法を紹介する。
株式会社 シンキー 製品技術部 応用技術グループ 永瀬 知子
電極用スラリー、自動車用触媒、食品、化粧品など、液体の中に固体粒子を分散させた材料、製品は数多くある。しかし、液体の中に粉を分散させると、粉の凝集、固体と液体の分離などが問題になることが多くある。本ウェビナーでは、粘度・粘弾性を用いた分散性の評価手法、透過光及び散乱光の強度変化を計測することで安定性を短時間で定量的に評価できる手法について説明する。
英弘精機株式会社 物性・分析機器事業部 営業部 次長 清水 真人様
パルスNMR により高濃度のまま微粒子の分散凝集状態が把握可能である。高濃度での分散性評価法、表面処理の違いによる濡れ性や溶媒との親和性を比較する方法、適切な分散剤の選定や最適量を決定する方法等、実データを用いて基礎から紹介する。
マジェリカ・ジャパン株式会社 代表取締役、東北大学多元物質科学研究所 客員准教授 池田 純子様
高濃度の状態で粒子径分布を測定するための高濃度セルや、造粒粉を解砕せず測定できる乾式非分散セルなど、HORIBAは様々な状態で粒子径を分析できる装置を開発してきた。本ウェビナーでは、レーザー回折法や遠心沈降法、さらにはラマン分光や蛍光X線などを用いた、最新の粒子分散性評価手法を紹介する。
株式会社堀場製作所 分析・計測開発本部 アプリケーション開発部 櫻本 啓二郎
※ 両日とも、2/21に開催したセミナーの再放送です。
※ お申し込みの際、どちらかご希望の日程をお選びください。
13:00~13:05 | ご案内 | |
13:05~14:00 | 講演1:『知って、試して、役立てる「撹拌・分散・解砕」 あわとり練太郎を使いこなす』 | 株式会社 シンキー 製品技術部 応用技術グループ 永瀬 知子 |
14:00~14:35 | 講演2:『粒子分散系サンプルの分散性、安定性の評価手法』 | 英弘精機株式会社 物性・分析機器事業部 営業部 次長 清水 真人様 |
14:35~14:45 | 休憩 | |
14:45~15:20 | 講演3:『パルスNMRによる高濃度分散体の分散性および 粉体の濡れ性評価』 | マジェリカ・ジャパン株式会社 代表取締役、 東北大学多元物質科学研究所 客員准教授 池田 純子様 |
15:20~16:15 | 講演4:『粒子分析のHORIBAだからできる!最新技術を 用いた粒子の分散性評価手法を一挙ご紹介』 | 株式会社堀場製作所 分析・計測開発本部 アプリケーション開発部 櫻本 啓二郎 |
16:15~16:20 | ご挨拶 |