Customization

ゲル材料網目構造を評価

測定専用化カスタマイズ

不均一なゲル材料を簡単に評価する指標がなかった。

動的光散乱法を採用したナノ粒子解析装置に、ゲル中の多点測定機構と、ゲルに特化した演算方式を採用し、ゲルの網目サイズを評価する専用機を開発しました。この専用機ではゲルの網目構造を簡便に解析でき、不均一なゲル材料の内部情報を取得することが可能になりました。

技術

セルロースナノファイバー(CNF)の濃度が上がると、密度が高くなり、網目サイズが細かくなります。測定結果より、網目サイズとCNF濃度の間には相関性が確認できました。

お客様の声

  • 大型試験施設や材料を凍結させ、低真空SEMで観察する方法でしか評価できなかったが、これにより試作したゲルが即座に評価でき、新たな評価指標もできた。
  • 今までわからなかったゲルの内部情報(網目サイズや温度による状態変化)がわかり、ゲルの機能設計に役立った!

お困り解決!たとえばこんな条件でも測定できます!

粒子の凝集評価

レーザ回折/散乱式の粒子径分布測定装置 Partica LA-960V2 高濃度測定用セルは、原液(希釈なし)または原液に近い状態で測定できます。さまざまな試料濃度での測定も可能です。

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乾式分析

レーザ回折/散乱式の粒子径分布測定装置 Partica LA-960V2乾式測定ユニットは、サンプルを濡らさずに、乾燥した粉の状態で測定することができます。

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画像解析

レーザ回折/散乱式の粒子径分布測定装置 Partica LA-960V2 画像解析ユニットは、画像による粒子観察が粒子径分布測定と同時に可能です。

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オートサンプラ

多検体の粉末試料の粒子径を分析する際、1試料ずつ装置に試料を投入するために、作業者が装置に付きっきりになったり、手作業で行う分析で発生する人的ミスといった課題を装置の自動化で解決し、業務効率化や密を避けて作業ができる環境をサポートします。

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分散媒量の削減

ミニフローユニット(小容量循環システム)は、超音波プローブを内蔵しているため、通常循環と同様、試料を循環させながら分散処理が可能です。また、1回測定あたりの溶媒量が約35 mL(通常循環180 mL)と少なく、 ランニングコスト/廃棄コストを低減して一次粒子径の分布評価することが可能です。

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ゲル分析

ナノ粒子解析装置 nanoPartica SZ-100V2は、動的光散乱法を用いて、ゲルが持つネットワーク構造の網目サイズの分布を簡便に測定することができます。

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粒子個数分析

パーティクルトラッキング法では、画像を用いて一粒子ずつナノ粒子のカウントをするため、絶対値としての個数濃度が得られます。またブラウン運動の様子から粒子径を算出するので、特定の粒子径領域の濃度の値を得ることなども可能です。

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