EMIA-20XC

高濃度炭素分析装置

高濃度炭素材料の高再現性での分析が可能に!

タングステンカーバイド(WC)などの粉末材料では、炭素濃度が材料特性や製品性能に大きな影響を与えるため、厳密な濃度管理が求められます。本装置は、高濃度炭素材料を短時間かつ高い再現性で分析する「XCモード」を搭載しています。さらに、ガスフローを切り換えて「標準モード」を使用することで、低濃度の炭素・硫黄も高精度に測定できます。研究開発から製造工程における品質管理まで、幅広い分析ニーズにこの1台で対応します。

※各モードについては「仕様」参照

装置の主な特長

  • 高再現性測定を実現する独立型専用検出器:
    • 相対標準偏差(RSD)≦ 0.15%
    • 測定開始から結果表示まで 約160秒
  • ガスフローの切り換えにより高濃度炭素測定と低濃度炭素・硫黄の測定を1台の装置で実現
  • オートサンプラーを用いた自動化機構を搭載可能

 

事業セグメント: 科学
製造会社: HORIBA, Ltd.

高再現性測定を実現する独立型専用検出器

  • 高濃度炭素材料の測定に特化した独立型検出ユニット(XCユニット)により、大気圧・室温変動の影響を抑え、安定したガス抽出波形を実現しました。さらにはガス吸着法ではなく、発生したガスを直接検出器に導入する方法により、高再現性かつ短時間での測定を実現しました。
  • タングステンカーバイドなど高濃度炭素材料において 相対標準偏差(RSD)≦ 0.15%
  • 測定開始から結果表示まで 約160秒 [高再現性測定モード(XC モード)時]


ガスフローの切り換えにより高濃度炭素測定と低濃度炭素・硫黄の測定を1台の装置で実現

  1. るつぼに入れた試料を酸素(キャリアガス)雰囲気の高周波誘導加熱炉で加熱→ 炭素は主にCO2ガス(一部はCOガス)として、硫黄はSO2ガスとして発生
  2. 発生ガス中のダスト・水分を除去
  3. XCモードでは発生ガス中のCOを酸化剤でCO2に変換
  4. 高濃度炭素材料の炭素濃度測定に最適化した高再現性検出器で測定
  5. 標準モードでは標準検出器により炭素・硫黄濃度を測定


適用分野


管状電気抵抗加熱炉にも対応

EMIA -StepにXCユニットを組み合わせることも可能です

 

 

サービス・サポート

受託分析・トレーニング   Analytical Solution Plaza 〉

分析機器選定時のデモンストレーションのほか、受託分析、共同研究、アプリケーショントレーニング等を通して、お客様のニーズに合わせた分析技術を提供いたします。

保守点検  All in One Plan 〉

年一回の保守点検、修理作業時の部品交換、装置復旧時の作業費など装置の保守に必要なすべてを保証し、装置を最適な状態で長期間安心してご使用いただけます。

リモートモニタリングプラン  AOP Connects 〉

装置の状態をリアルタイムでモニタリングすることで故障の前兆を予知、専門エンジニアがアドバイスも行います。故障前にエンジニアの派遣もできるため、測定作業を止めることなく安心して装置をお使いいただけます。

装置レンタルサービス  AOP Subscription 〉

HORIBAの最新装置とあらゆるサービスサポート・消耗品など、”安心”をすべてパッケージにした、月々定額の分析装置のサブスクサービスをご提案いたします。

  XCモード   :高濃度炭素の高再現性測定
標準モード:低濃度の炭素・硫黄濃度測定
測定方式 酸素気流中 高周波誘導加熱燃焼 - 赤外吸収法 (NDIR)
標準試料質量 XCモード   :0.10 ± 0.01 g ~ 0.50 ± 0.01 g
標準モード:0.10 ± 0.01 g ~ 1.00 ± 0.10 g
測定時間(平均)※1 XCモード   :測定開始後、約160秒で結果を表示
標準モード:測定開始後、約60秒で結果を表示
炭素 測定範囲 (m/m) XCモード   :1.0 % ~ 20.0 %
標準モード:0.6 ppm ~ 10.0 %
ブランク測定精度 XCモード   :σn-1 ≤ 5.0 ppm
標準モード:σn-1 ≤ 0.3 ppm
硫黄 測定範囲 (m/m) XCモード   :-
標準モード:0.6 ppm ~ 1.0 %
ブランク測定精度 XCモード   :-
標準モード:σn-1 ≤ 0.3 ppm
精度※2
(再現性)
炭素 XCモード  :RSD(相対標準偏差) ≤ 0.15 %
標準モード:σn-1 ≤ 0.3 ppm(20 ppm未満の試料の場合)  
                     σn-1 ≤ 1.0 ppm or RSD  ≤ 0.50 %(20 ppm以上の試料の場合)
硫黄 XCモード  :-
標準モード:σn-1 ≤  0.3 ppm(20 ppm未満の試料の場合) 
                     σn-1 ≤  1.0 ppm or RSD  ≤ 0.75%(20 ppm以上の試料の場合)
ユーティリティ キャリアガス 酸素(純度: 99.5%以上、供給圧力: 0.30~0.33 MPa)
駆動用ガス 窒素(純度: 99.5%以上、供給圧力: 0.40 ~ 0.45 MPa)
消費電力 200 / 220 / 240 V、50 / 60 Hz、5.8 kVA(最大) ※3
外形寸法
[W × D × H]・
質量
メインユニット 500 × 725 × 710 mm ・約134 kg※4
精製器/ 酸化器ユニット 160 × 560 × 512 mm ・約28 kg
XC ユニット 260 × 560 × 513 mm・約37 kg

※1 試料、測定条件およびオプションにより異なる
※2 信頼性の高い標準試料および当社純正の助燃剤、るつぼ(空焼き処理したもの)を使用した場合の保証精度
※3 PCなど周辺機器を除く
※4 背面の突起物除く

自動化機構を搭載可能(オプション)

  • オートサンプラー

    最大20検体までセットできます。るつぼの炉内へのセットから測定後の廃棄までを自動で行います。また、手動による割り込み測定など、多様な測定シーケンスに対応します。
  • 自動るつぼ空焼器 FK-100

    最大100個収納できます。るつぼを空焼きした上で自動供給するユニットです。
  • ハロゲントラップユニット

    試料由来のハロゲンをトラップし、装置への影響を抑えた測定が可能になります。

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